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井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

おねんどお姉さんに会ってきました!岡田ひとみ夏休み親子講座でミニチュア粘土細工づくりを体験♪

「ニャンちゅうワールド放送局」に出演中のおねんどお姉さんこと、岡田ひとみさん。

番組のなかでは『世界ねんど遺産』というコーナーに出演し、粘土を使っていろんなミニチュア作品を披露してくれています。

 

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しかしその活躍は「ニャンちゅうワールド放送局」の番組内にとどまりません。アイドル時代から粘土アイドル「ねんドル」を名乗り、そして現在は「エデュテインメントアーティスト」という肩書きで、子どもたちにミニチュア粘土細工を教える活動もされているようですね。

 

そんなおねんどお姉さんこと岡田ひとみさんが、うちの近所で夏休みの親子講座を行うということを聞きましてね。おぉ、こりゃぜひとも行かねば!と思ったわけですよ。

ラッキーなことに講座のひとつに申し込みができたので、6歳坊主&3歳坊主と一緒に、はりきって参加してきましたー!!

 

 

 

 

いざ、NHK文化センターのおねんど教室へ

 

今回、岡田ひとみさんの講座が実施されたのはNHK文化センターです。
2015年夏休みの親子向け教室のひとつとして、「おねんどお姉さん岡田ひとみのミニチュアフードクッキング」が開講されました。

岡田ひとみさんが講師となって、1時間ほどで完成するミニチュア粘土作品を作ります。

 

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到着したのは開始30分前。まだ開いてないってことで、他の親子たちと一緒に、教室の前でしばらく待ちます。

教室の中には数人の方がいて、講座の準備をしているようでした。スタッフの方が時折、バタバタとドアを出入りしています。そしたら。

 

突然サッと出てきた方の姿、見覚えのあるお顔。こ、これは・・・。

おねんどお姉さんだ!見ちゃった!本物だー!!ほんとにいるんだーっ!!(いや、いるって)

 

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・・・といっても、その時はビジネスライクな地味めの服で素早く横切った程度だったので、並んでいた小さな子どもたち、全然気づいてませんでした。
唯一、小学生ぐらいの女の子がひとりだけ気づいたみたいです。その子が「たぶん今から着替えに行ったんだよ!」と冷静かつリアルな発言をしていたのが笑えました。

 

岡田ひとみお姉さん、キラキラとオーラを放ちながら登場

 

この日参加していた親子は20組。お母さんひとりに幼児から小学校低学年ぐらいの子どもが1人か2人って感じで、全部で45人ぐらいいたでしょうか。

 

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最初はアシスタントの方が司会をしてくれて、そのお膳立てにのり参加者全員で「おねんどおねえさーん!!」と呼びます。

そしたら「ニャンちゅうワールド放送局」のオープニングテーマ曲にのせて、岡田ひとみお姉さんが颯爽と登場!!

 

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うぉぉ!!!キラキラしてる!まぶしい!!!!

 

岡田ひとみさん、「ニャンちゅうワールド放送局」のおねんどお姉さんの衣装で登場してくれました!

きれい!!素敵!!オーラ出てる!!雲の上から来たって言われても信じる!!

心の中で叫びまくりですよもう。
まぶしすぎるんですよー、ほんと距離近いんです。すぐそこにいるんで目が合っちゃったらどうしよう・・・ギャァアー!!みたいな感じでまともに凝視できない。

それがかえって、あんまりおねんどお姉さんに興味ないような態度になっちゃってたかもですね(笑)
内心は絶叫しまくってましたけどね、外面はあくまでも子どもの付き添いで来たオマケの保護者みたいな感じを装ってました。ただの変態になる一歩手前で踏みとどまってましたよ。ふぅ。

 

目からウロコのおねんどテクニック

 

この日制作したのは、いちごムースのショートケーキ。ケーキの色が二層になってて、上にゼリーを塗り、イチゴやらチョコレートやら作ってのっけます。

もちろん1時間ほどの短い講座なので、材料や道具は事前に準備してあるし、必要な時に必要なものを手際よく配ってくれて、初心者でも子どもでも難なく出来上がるようになっています。
うちの坊主どもの場合、3歳の方は細かい手作業がちょっと難しかったんですけど、6歳坊主ともなると、自分の力だけでしっかり最初から最後まで作り上げることができてました。

 

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実際に作ってみると、ふだん気軽にテレビで見ているおねんどにも、いろんなテクニックが駆使されているというのがわかります。

そのなかで目からウロコが落ちたというか、ふぇー、そうやるんだ!って感心したポイントがいくつかあったのでご紹介。おねんどに興味がない方は、どうぞ読み飛ばしてください。

 

  • 使う粘土は1種類だけじゃなくて、パーツによって素材の違う粘土を使い分けている。
    今回のケーキで言うと、土台となるスポンジの部分は軽量粘土という素材。上にのせたイチゴやチョコレートは樹脂粘土という素材を使っているそうです。
     
  • ねんどが乾いてひび割れてきたら、いったんウェットティッシュでくるむとまたしっとりするので作りやすい。
    作ってる途中で乾燥してきちゃうんですよね。これは家庭で紙粘土をする時にも使えそうな技だなと思いました。 

  • ねんどをカットする時は、使用済みの磁気カードを使うと便利。
    磁気カードっていうのは、テレホンカードとか、オレンジカード、パスネットとかそういうやつですね。てろてろした薄いカードです。
    用意してあった道具箱に使い終わったイオカードがたくさん入ってて、一体これは何だろうと思ったんですけどね。
    今回はケーキの形を切り出すのに使いました。まっすぐカットするのはもちろん、湾曲させてまるいカーブの形にカットしたりもできるのですごい便利です。 

  • おねんどお姉さんの衣装についてる6つのボタンはマカロンである。
    えーっと、これもぜひ目からウロコが落ちたポイントのひとつに入れさせてください。
    お姉さんを近くで見た時に、胸についてるボタンがどう見てもマカロンだったんですよ。二度見してもやっぱりマカロンに見えたんですよ。
    それに気づいた途端、おねんどお姉さんのキラキラ度合い、五割増し。もはや存在そのものがファンタジー。

 

テレビで見るおねんどお姉さんと、実物の岡田ひとみさん

 

おねんどお姉さんの衣装で登場した岡田ひとみさんは、ほんとテレビで見るそのまんまでした。

さすがに『世界ねんど遺産』コーナーで披露している、いつもの決めゼリフはありませんでしたけどね。
例の「まぜまぜ~、まぜまぜ」「こねこね~、こねこね」とか「ウフフ♪」ってやつですね。
ここではお姉さん自身が作るわけじゃなくて参加者に作ってもらうわけですから、仕方ないですけどね。

でもいちどだけ、レクチャーの途中で「しっかり『まぜまぜ』して下さいね!」みたいなこと言ってました。
その瞬間、「うぉお!!生で『まぜまぜ』聞けたー!!」・・・って思わず興奮してしまいました。そんな怪しい参加者ほかにはいないと思いますが。

 

ちなみに制作している間、ずっとBGMが流れてました。それが「ニャンちゅうワールド放送局」でおねんどお姉さんがおねんどしている時の曲だったんですよ。コミカルな感じの曲です。

さりげなくエンドレスで何度もかかってましたけど、実はけっこう長い曲だったんだ・・・っていうのを初めて知りました。いつもはテレビで流れていないようなメロディもあるんですね。

ラストはもちろん「♪てってってってって~」というおねんど出来上がりの時の音楽を流してくれて、岡田ひとみお姉さんが「みなさんが作ったショートケーキ・・・世界ねんど遺産に認定です!!」という感じで締めてくれました。

 

おねんどお姉さんとの撮影タイム

 

講座が終わった後に、岡田ひとみさんと記念撮影できる時間がありました。もちろん、うちの坊主どもも一緒に撮ってもらいました。ありがとうございます!

 

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この記事に載ってる岡田ひとみさんの写真はその時間に撮影させて頂いたものです。
さすがにねー、講座の途中でカメラ向けるわけにいきませんけどね。岡田ひとみさんがおねんどを教えてくださってる姿は、カメラじゃなくこの肉眼にしっかり焼き付けてきましたよ。

 

おねんどお姉さんは、前に立ってレクチャーするだけじゃなくて、教室をぐるぐる回って、個別に声をかけて教えてくれたりするんです。

テレ子は自分の分を作るのと3歳坊主の分を手伝ってやるのに必死で、ほとんど顔上げられないような状態だったんですけどね。
6歳坊主のところには来てくれて、直接ねんどに手を添えて「このぐらいの大きさにするんだよ」なんて助言してくれたりしてたんです。

うわぁ、なんて幸せモノなんだ6歳坊主!!その状況がどんなにラッキーなことなのか、ほんとに分かってるのかっ!?

 

岡田ひとみさんのアーティストとしての作品群

 

教室の前方には、岡田ひとみさんの著作や、これまでに作った作品などが並べて展示してありました。

 

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あ、これは!おねんどお姉さんの神田明神ロケの時に、持ち歩いてたミニチュア屋台だ!!

現物見ると、めちゃめちゃ細かいです。2003年制作とのこと。

作品の説明に「タコの足を8本作るのに苦労した」みたいなことが書いてあったんですけど、どこにタコの足?って思うぐらい細かすぎて見えないんです。多分タコ焼きの屋台にのってる材料のことだと思うんだけど・・・これですらタコであることがかろうじて視認できるレベルなんだけど・・・そこに足作ったって・・・。

 

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おねんどお姉さん、実は視力4.0ぐらいあるのか。すげーよコレ、って驚嘆しながら眺めてました。

 

他にも現代アートっぽい、ヒネりが効いた作品もありました。食べかけのショートケーキの最後のひと口がフォークに刺さってる、とか。ソラマメのまめのひとつがぴょこんと飛び出してて、目がついててこっち見てる、とか。

おねんどアーティストの顔、粘土でメッセージを伝える表現者としての一面も垣間見ることができました。

 

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ということで、今回の「おねんどお姉さん岡田ひとみのミニチュアフードクッキング」、楽しく参加させてもらいました。

坊主どもは、実物に会ってますますおねんどお姉さんが大好きになったようで、「ニャンちゅうワールド放送局」のおねんどお姉さんが出ている回を録画して何度も何度も見てはニヤニヤしています。
教室で販売していた色つきねんどを購入したので、それを使って家でも一生懸命ねんど制作をしています。まぜまぜー、こねこねー。

 

ふだんテレビで見て憧れている人に、こんな身近で会える機会ってのもそうそうないですからね。夏休みのとても良い思い出になりました。