新年度に入った「えいごであそぼ」。KIKOおねえさんが、スタジオセットの中の白い椅子に腰かけて、絵本を読んでくれました。
・・・あれ?
と、ここでちょっとした違和感。
今まで絵本を読んでくれるのは、メガネ美魔女のBIB(ビブ)姐さんと、陽気なロン毛パーマのおっちゃんBUB(バブ)の仕事でしたよね。
それをKIKOおねえさんが読んでくれるってことは・・・??
2015年度の「えいごであそぼ」、ひっそりと消え去ったBIBとBUB
ってことで今年度は、BIBとBUB、2人ともいなくなっちゃったんですね。
メインキャラクターの着ぐるみBEAとBOに絵本を読んでくれていたBIBとBUBの姿は、2015年度からは見られなくなってしまいました。絵本の世界にいざなってくれるBOO(ブー)も、これまではスタジオセットの一部としてどーんとでっかく存在していたんですけど、もはや跡形もなく、きれいさっぱり消えてしまいましたね。
ただ「絵本の世界」っていう舞台設定はこれまで通り使われるようで、KIKOおねえさんが絵本を読んだり、過去にBIBやBUBが読んだ音声をそのまま流したりしてくれるようです。
しかし、こうやって書いてるとあらためて思いますけど、ビーにボーにビブにバブにブー。登場人物に「B」の発音が多すぎてわけわかんなかったですね。
子どもも誰がどれだか混乱しちゃうし、ここらでちょいとこいつら減らしとこうか!ってことにでもなったのかもしれません。(そんなわけない)
2015年4月のうたもKIKOおねえさんが絵本を読むための白い椅子に腰かけて歌い、新しい絵本のキャラクターたちが登場する、紹介映像みたいな感じでした。
新たな主役は6歳の女の子エミリー。オウムのジャック、クマのヘンリーと一緒に、毎週不思議な国を旅していくというお話だそうです。
新コーナー「へんてこダンス」「お助けEマンの親子でイングリッシュ」
そんなわけで消えたものもあるんですが、2015年度から新たに出てきたコーナーも。
とりあえず真っ先に目についたのが「へんてこダンス」。ヒップホップ風の怪しげな男が3人出てきて踊ります。そして「みなさんのへんてこダンスも大募集!」とのこと。
視聴者からダンス動画を募るのは子ども番組ではよくある手法ですね。オープニングやエンディング曲に合わせて踊る子どもの姿を流すのは、もはや一種の流行りと言っていいんじゃないかと思います。それが「えいごであそぼ」にも導入されたようです。
そして「お助けEマンの親子でイングリッシュ」。
これまで「えいごであそぼ」の視聴者出演コーナーは子どもたちだけでしたけど、こちらは親子セットでの出演となります。外出時のお困りごとを英語で切り抜けるというチャレンジをするんです。
とりあえず初回で見たのはファミレスでのお母さんと男の子でした。英語で注文をしたり、フォークが無いよ的なことを店員さんに英語で伝えたりするんですけどね。
このお母さん、英語はきっとそれなりに勉強してきたんだけど、学生以来全然使ってないんだろうな・・・って感じなんです。でも単語とか簡単な文法なら理解してるので、ちょっと考えながらも、怪しげな英語を繰り出すわけですね。そしてそれがネイティブには伝わらない。
きっと多くの日本のお母さまたちが共感したんじゃないかと思います。あ、私もこのレベルだわ、なんて。
お助けEマンとして登場するのはエリックさんです。怪しげな英語が出てくるたびに助け舟を出してくれるんだけど、チャレンジ中のお母さんの姿を見てるうちに、自分の英語レベルをも痛感させられちゃって、テレビの前でダメ出しを食らってるような心境になりました。ぎゃふん。
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