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井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

テコリンハウスが笑いと涙に包まれた2017年3月26日「ワラッチャオ!最終回スペシャル」

NHK「ニュース9」に出演されている桑子真帆アナウンサーが本日ご結婚されたそうです。おめでとうございます!!

 

つーか、くわこおねえさん、19時台のニュースのサブキャスターから23時台のメインに移ったはずがいつの間にか花形の「ニュース9」だし・・・。あっという間にのぼりつめた感が。

くわこおねえさんのそんな大出世、BSプレミアムの「ワラッチャオ!」で姿を見てたほんの2年ちょい前には全く想像もつきませんでした。

さらにご結婚というニュースがとびこんできて、ほんとおめでたいなぁと思いながら聞いてたんだけど、そういえばその「ワラッチャオ!」は残念ながらこの2016年度末をもって終了になったんですよね。

 

くわこおねえさんの卒業回でもさんざん泣かせにきた「ワラッチャオ!」だったんだけど、最終回も期待にたがわず心にしみる名場面だらけだったんです。

超いまさらですけど、その2017年3月26日の放送分の感想をあらためて書いておこうかと。

 

 

 

 

テコリンハウスでおわかれパーティ

 

最終回はテコリンハウスにみんなが集まってのおわかれパーティでした。宇宙法が改正されてしまい、ドックンやキャサリンたち、人間の姿をしていない宇宙人は自分の星に帰らなきゃいけなくなったとのこと。

寺崎裕香おねえさん、夢眠ねむちゃん、ヒャドイン(ヒャダイン)さん、小林幸子おねえさん、さらにはガンコおやじに子どもたちまでもがテコリンハウスに大集合しました。

 

最初は、ねむちゃんが感謝を込めてキャラクターのみんなにプレゼント。キャサリンに鍋、オナライダーにまな板、ドックンにおたま・・・と、渡していたところでツッコミが。あのさぁこれ収録の小道具だよね?NHKの美術さんのやつだよね!?と。

次はウイルス&スミスです。しんみりと挨拶をした後、床にマイクを置こうとするんだけど手が短すぎて届かない・・・。ゴッ!とマイクを床に投げ捨てたところでツッコミが。キャンディーズの引退のパロディかぁ!と。

さらにガンコおやじからのメッセージ。・・・を言おうとしてなかなか言わない、ガンコおやじ。そうでした、しゃべらないキャラクターでした。ということで次。
子どもたちは5人で歌をうたうとのこと。しかしそれがなぜか、かえるのうたの輪唱。♪かえるのうたがー、きこえてくるよー。大真面目に歌う子どもたち、ある意味シュール。

 

そして大トリはさちこおねえさん&ヒャドインのコラボによる、歌のプレゼント。いきものがかりの「ありがとう」を替え歌にした「さよならワラッチャオ!最終回バージョン」とのことです。ベテラン演歌歌手小林幸子と売れっ子クリエイターヒャダインがどんな歌を聞かせてくれるのかと、いやおうなしに期待が高まります。

そして前奏が終わって歌い出したのは・・・なぜかADの辻くん。そうだ、コントとかでよく見る感じのやつだこれ(笑)

二度目はちゃんと小林幸子さんが歌いだしたんですけどね。途中までいい感じの替え歌だったんですけどね。歌詞のラストが「でも来月からギャラがない~♪」。やっぱりそこはオチがあるのね(笑)

 

 

出演者からのメッセージ

 

で、ここまでは笑いを取りにきてたんですけどね。オナライダーが手紙を読みはじめたあたりから、流れが変わりました。

ハヤブチャオー、メタホン、キャサリン、ドックン。番組開始当初からの出演キャラクターである5人が順番に、持ち寄ったメッセージを読み上げます。

 

これって、出演者の皆さん、いわゆるキャラクターの中の人が書いてるんですよね。

エピソードを振り返りながら手紙を読む声に過去のVTRが重なったりします。チームとして一緒に番組を作り上げてきた中でお互いをちゃんと見てきたんですね。そこに込められた仲間としての想いにホロリとさせられてしまいました。

 

ツッコんだり笑わせたりしながらも、次々と読み上げられる暖かい言葉。ここ、寺崎裕香おねえさんがかなり早くから泣いてたな(笑)

寺崎裕香さんは、おねえさんに向いていないと悩んでいたそうです。だけど、持ち前の明るさとパワーで頑張ってきた。それは自分で乗り越えたことなんだよ。なんて言われて。

寺崎さん、2代目メインMCとしてきっと重圧も苦悩もあったでしょうね。隣にいる小林幸子さんがよしよしって感じで手を添えていたのがものすごく印象的でした。

 

そんな風にこれまでのことを振り返って、テコリンハウスが涙に包まれて、しまいには子どもたちまでボロ泣きでした。ええ、見ているこっちまで泣きました。

それでも笑いは忘れないのが「ワラッチャオ!」。メタホンが小林幸子さんに最後まで名前を覚えてもらえなかったっていう発言にウケました。何となくのニュアンスで「スマホン」って呼ばれてたそうです。惜しいわー(笑)

 

 

ラストシーンは20年後

 

最後は出演者が全員そろって「テコリンテコリン、へんてこりん♪」のダンスを踊り、バイバーイ!とカメラに手を振って別れを告げました。

それで終わりかと思ったんですよ。うん。

 

でも思いがけないラストが待っていました。なんと舞台はテコリンハウスの20年後。

すっかり歳を取ったヒャドインさんと寺崎裕香おねえさん。なんとこの2人、結婚してテコリンハウスに住むことになったそうです。

夢眠ねむちゃんは20年後もアイドル活動中。人数が増えて「でんぱ組47」とかいうのになっているらしい(笑)。今度「芋洗坂47」という姉妹ユニットもできるんだそうで(大笑)。小林幸子さんも変わらずお元気です。

そう、何も変わっていなかったんです、テコリンハウスは。

 

ということでメタホンの部屋からはメタホン・・・じゃなくて眼鏡をかけたサラリーマン風の男性が出てきました。いわゆるメタホンの中の人、谷山知宏さん。

そしてハヤブチャオーの車庫からは平井善之さん。オナライダーの部屋から山本匠馬さん。キャサリンの部屋からは山崎バニラさん。次々としゃべりながらご本人の姿で登場します。

最後にはドックンの部屋から田野アサミさんが出てきました。すらっとした髪の長い美女ですよね。ドックンいわく「おまえらが勝手に男だと思ってたんだろ!」とのことです(笑)

 

そう、キャサリンの発明品によって人間に姿を変えた彼ら。宇宙法の規定をクリアし、そのままテコリンハウスに住み続けていたのでした。

最後の最後に、まさかのご本人での登場でした!なんてサプライズ!!

 


あれ、でもそこにはジャグリンゴがいませんでした。彼は言葉をしゃべらない設定だったので、役者さんじゃなくてスタッフの誰かとか、顔出しはしない一般人が入っていたのかもしれないなぁ・・・と思っていたら。

場面は変わって公園です。のどが渇いたと言い出す女の子。そこにやってきた金髪の美少年がニッコリとほほえみかけます。腰の横についているのは・・・蛇口!?

そして美少年はさわやかに(?)リンゴジュースを渡して去って行ったのでした。ジャグリンゴの中身は金髪美少年だったってことですね!(笑)最後の最後にすごいオチ作ってくれたなぁ。

これまでしゃべらなかったガンコおやじが言葉を発して締めてくれたし、本当にこの最終回、気合を込めて作ってくれたんだなぁというのが伝わりました。見てて良かった。

 

 

「ワラッチャオ!」はBSプレミアムの番組ですし、本来は子ども向けですし、ほんの4年間の放送ということで、おそらく今後は見ていた人たちの記憶の狭間に消えてしまうんだろうなーと思います。

だけどそこには確かに、人々を笑わせようという気概があったなと。出演者の皆さんの頑張りのみならず、革新的な番組を作ろうと裏で奮闘していた人たちがいたんだろうなと思います。

その方々にしっかり爪痕は残ってますよと言いたい。素敵な最終回を届けてくれてありがとうございました。

 

忘れないよ!

 

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アニメ「オトッペ」6月5日~9日はオトッペキャッチが毎日できるスペシャルウィーク。

2017年4月から始まったアニメ「オトッペ」。

うちでは夕方17:55からのを見てます。ちょうど坊主どもにご飯準備してるような時間でだいたいテレビの前にいるんですよね。あのオープニングが頭のなかを離れません。

 

りっすんけけけ!ケッケッ、けけけけけー♪

 

ちょっと電波系なアニメソングみたいでクセになります。

エフェクトっぽい声が重なるけけけけけー♪のあたりなんかは、もはや狂気すら感じます。どこか別の世界に連れ去られそうな感じです。

 

そんなわけで「オトッペ」のオープニングがテレビから流れてくるたびに、「あ、りっすんけけけ始まったよ!」と。もはやうちでは「りっすんけけけ」扱い。

ってことで、聞いた後はだいたいこんな感じで頭をぐるぐるしてます。

 

りっすんりっすん、けけけっ、けけけっ
りっすんけけけ!ケッケッ、けけけけけー♪
うきうきのこの町で~♪ ほにゃららかんたらめらめーら♪

 

・・・えーと、絶対そんな歌詞じゃない。

 

 

 

アプリで楽しむ「オトッペ」

 

うちの坊主どもも「オトッペ」を毎回見てまして、アプリ入れろ入れろって、まーうるさいこと。なのでスマホに入れました。あー入れちゃったよ。

ちなみに「ミミクリーズ」も見るたびにアプリ入れろって言われる番組なんですけどね。こっちはせいぜい週1回なんで、なんとかここまでアプリ入れずに「うーん?お母さんわかんなーい」とか適当にごまかしてきました。

けど「オトッペ」は毎日やってるもんでさすがに逃れられませんでした(笑)

 

これ、幼児向けのゲームアプリだし、ルールなんて単純だろうと思ってたんですけど、意外とちゃんと作ってありましてね。音を録音するだけじゃないんですね。

オトッペのパワーが上がったりレベルが上がったりとか、ちゃんとそれなりに継続できる仕掛けがしてあるんです。すげぇな。開発委託費いくらかかったんだろう(下世話)。

 

8歳坊主がわりとゲーマー気質なんで、オトッペアプリも楽しんでましたね。アプリを入れて1ヶ月ぐらいはいろんな音を喜んで録音しまくってました。

最近はそのブームも下火になったのかなぁ、と思いきや。先日、運動会の代休でちょっと大きな公園へ行った時、滝の前でいきなり「スマホ貸して」って言い出してオトッペアプリで水音を録音してました。この機会に自然の音を録ってやろうと思っていたらしいです。

そういうのを見ると一応、音に親しんでほしいっていう番組の意図が伝わってるのかなーと思います。

 

 

6月5日~9日はオトッペキャッチSP

 

坊主どもが特に楽しみにしてるのは「オトッペキャッチ」のコーナーです。テレビの音を録音するとオトッペが獲得できるってやつなんですけどね。

うまくオトッペが録れると、オトパワーがめちゃめちゃ上がるんですよ。ふだんちまちま貯めてるオトパワーが一気にガンっと上がるので、それはそれは爽快みたいです。なのでオトッペキャッチのコーナーはどうしても外せないチャンスらしく。

 

坊主ふたりともオトッペキャッチの実施曜日「水曜、金曜、たまに日曜」というのはすっかり覚えちゃってますね。今日は水曜だから絶対やらなきゃー!とか言ってます。
そんななか、こういう情報が舞い込んできました。

 

6月5日(月)~9日(金)の1週間は、特別に毎日「オトッペキャッチ」コーナーを放送します。

https://www.sukusuku.com/contents/137382

 

うわぁ。これ坊主どもに教えたら絶対喜ぶ。

もーちょっと大々的に告知してもいいんじゃないかと思うほど。だってこの記事見つけなかったら知らなかったです。公式サイトにも載ってませんしね。 

いっそのこと番組のなかでシーナに宣伝させるとか、そのぐらいのことしてもいいかも。

 

 

へんてこゆかいな仲間たち

 

オトッペは5分番組です。最初にオープニングが流れて、最後にはアプリの紹介もあるので、アニメパートはほんっと短いです。

最近になってやっと物語のテイストを把握したというか(笑)どういう世界観なのかというのがおぼろげながら見えてきました。

だって他のことやってたらあっという間に終わってるし。頭の中が「♪りっすんけけけ」で埋め尽くされてアニメの内容にまで気が回らない(笑)

 

主役の女の子シーナを中心として、へんてこりんなオトッペたちが繰り広げるゆかいな物語・・・という感じなんですけどね。

シーナも明るく可愛いだけじゃなくて意外とアレな性格で、のほほんとした雰囲気で毒舌吐いたりしますよね。オトッペたちも細かくボケたりツッコんだりしてますよね。

そこら辺が短すぎてサッと過ぎてしまう感じなので、最初いまいち面白さが分からなかったんですよね。

しばらく見ているうちにじわじわきたなーという感じです。

 

そこら辺は坊主どもの方がしっかり見抜いているかな。

わりと「フフッ」みたいな感じで笑ってたりするので、短い時間の中で細かく展開するストーリーが子どものリズムに合っているのかもしれません。

 

久野ちゃん可愛い。

 

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