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「ワラッチャオ!」意外と泣かせにきた、桑子真帆アナ卒業SP!

あぁ・・・ついにこの日がやってきてしまいました。

数々の珍コーナーでその姿を披露してきた「くわこおねえさん」こと広島放送局の桑子真帆アナウンサーが、ついに「ワラッチャオ!」卒業です。

 

すでに東京への異動が決まり、2015年度からの「ニュース7」や「ブラタモリ」に出演が決定し、そりゃものすごい大抜擢のされようで、間違いなく栄転だよねっていう扱いの桑子真帆アナウンサーなんですよ。そうなんですけど。

今まで2年間見てきたその「くわこおねえさん」の姿は、東京に行っちゃった後はもう「くわこおねえさん」じゃなくちゃなっちゃうんだなーっていう一抹の淋しさもあったりするんです。

 

ということで、「ワラッチャオ!」放送開始からのこの2年間の総集編スペシャル、2015年3月29日の放送『さよなら桑子お姉さんSP!』を見ました。

 

 

 

テコリンハウスでキャラ集合のさよならパーティ

くわこおねえさんの最終回は、テコリンハウスのスタジオセットで収録されました。キャラクター達とおねえさんがさよならパーティをしながら、これまでの2年間の名場面を振り返る、という番組構成。

 

でもそこは「ワラッチャオ!」だから。普通に進行するわけもなく、いろいろ小ネタ仕掛けてきますよー。

さよならパーティに用意されたケーキに「くわたおねえさん」って間違った名前書かれてるんだけど、キャラ全員が2年間間違ってて今気づいた!みたいな小芝居したりとか。

おねえさんへの送別に「砂時計」とか「マッサージ師のおじちゃん」とか嫌がらせに近いプレゼントを次々と繰り出したりとか。

キャサリンが「『新しい番組が決まったからって卒業しやがって』なんて思ってないわよ~」とチクリと刺し、メタホンやオナライダーがサングラスかけて「髪切った?」ってタモリさんネタやったりして、東京に栄転する話もさんざん茶化されてました。

 

桑子真帆「ワラッチャオ!」2年間の軌跡

今回、総集編的にくわこおねえさんの過去映像が出てくるかなーと期待してたんですが。やっぱり放送してくれました。

いろいろやらかしてくれた伝説の回がまた見れて嬉しかったです。

 

  • 初回放送ではいきなりセリフを噛んでやり直すおねえさん。本来NGなんだけどそのまま放送されるという洗礼を受けました。
    番組のシメでは「NHKで一生頑張るという意気込みを、浜崎あゆみのモノマネで」と無理難題を振られてやる羽目に。それでもやってみせるくわこおねえさんの度胸はすごかったよねー最初っから。

  • 番組の歌のおねえさんとしての姿も見られました(っていうか歌のおねえさんだったのか!?)。
    スタジオ公開収録のとき、セット転換の合間を盛り上げようと子どもたちの前で「ヘビーローテーション」を歌い踊るおねえさん。おねえさんの適当すぎる歌と踊りがフィーチャーされたのはこの辺からだったかなぁ。
    クリスマススペシャルの「ロマンスの神様」、広島フラワーフェスティバルでの「しあわせならてをたたこう」の映像も。歌詞間違えて「ラララー」とかで済ませちゃうし、振り付け「何だっけ?」とか言い出してわからなくなっちゃうし。見てる子どもがポカンとしてる。

  • そして今でもくわこおねえさんの名場面って言ったら思い出すのがコレですよ!スタジオコーナーの「サイレン島」でおねえさんがテーブルクロス引きを失敗するんですけどね。そうすると怪物が起きちゃっておねえさんを脅かすんです。
    で、まだ怪物が「ガオー」みたいな感じでお芝居をしてるのに、その芝居中になんと!ガチで足がつるおねえさん。
    「あたたたた!足がつった!!」と。笑いの神が舞い降りた瞬間でした。くわこおねえさん、やっぱなんか持ってるよねぇ。

  • あとは数々披露してきたコスプレ姿のなかから、金髪セーラー服のギャル姿とか貞子とかが流れて、ドックンやメタホンに「キモチワルイ」「なんかムリしてる感じ」と呟かれていたくわこおねえさんでした。

 

くわこおねえさんへ、共演者からのメッセージ

さて、場面はテコリンハウスに戻って。

「まさかニュースになんて出ないわよね・・・?」「すぐ噛んじゃうのに」「ちゃんと原稿読めないのに」「コントじゃNG出しまくりなのに」とツッコまれるくわこおねえさん。

おねえさんが新年度から「ニュース7」に出ることを明かすと「そりゃ大変!」とみんなが大騒ぎし、早口言葉の特訓がはじまります。

初めは「となりのきゃりーぱみゅぱみゅは、よく柿食うきゃりーぱみゅぱみゅだ」とか読まされてたんだけど、次第にそれが、共演者からおねえさんへのメッセージにすり替わっていきます。次々と、みんなからの手紙を読み上げることになるおねえさん。

 

ここねー、あくまでもそれぞれのキャラクターからおねえさんへ。という手紙の形式をとってはいるんだけど、中の人の共演者としての心情がじわりとにじみ出てて、なかなか泣かせるんだ。

いずれも桑子真帆アナウンサーよりもキャリアが長い俳優さんやら芸人さんやらですから、きっと今まで暖かく見守っていたんだよね、っていう。おねえさんが人知れず頑張ってた姿を振り返ったり、いつでも帰ってきてねってさりげない言葉があったり、見ながらこっちまで今までの思い出がよぎってじーん・・・となっちゃいました。

 

「ワラッチャオ!」で泣かせに来るとは思わなかったなぁ。

ドックンこと田野あさみさんなんかは本当に泣きそうになってたみたいで、「やばいやばいやばい!」って叫んでました(笑)

 

 

というわけで桑子真帆アナウンサー2年間の「ワラッチャオ!」が終了しました。

 

すでに2015年3月30日からNHKは新年度体制になったので、桑子アナは「ニュース7」や「首都圏ニュース845」なんかでニュース読んでますね。

その姿を見ると、くわこおねえさん元気でやってるなー、みたいなちょっと嬉しい気分になるんだけど、うちの坊主どもはそれを見ても「くわこおねえさん」と同じ人だとは全く気がつかないみたいです・・・。

コスチュームが変わったら分かんないんですね。
「ワラッチャオ!」の魔法が解けちゃった。そんな感じかな?

 

4月22日発売のDVDで見納めです!

 

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