今月のうたはブライアン・ペックさんが歌う『PEOPLE SAY』です。
大人の男性の声で歌っているので、KIKOおねえさんやBEA&BOが歌うのとはまた違って、落ち着いた雰囲気がありますね。
コーラスでたくさんの男声が重なるのも渋い感じ。
『PEOPLE SAY』
作詞:ブライアン・ペック
作曲:赤坂 東児
イラスト:金井 淳
歌:ブライアン・ペック
口が大きいアメリカンな男の子が登場
今月のうた『PEOPLE SAY』、絵はイラストレーター金井淳さんによるものです。
イラストレーター 金井淳Home (Illustrator Atsushi kanai Home)
映像では、可愛らしいイラストの男の子が風船にのってフワフワ~。空をとんで、飛行機にごあいさつ。
手法はペープサート(紙人形劇)ですね。イラストから操り棒が出ていて、人の手で動かしているのがわかります。
アニメーションを使った時のなめらかさとはまた違って、手作業の素朴な暖かみがある動きです。
なんとなく勝手に、男の子の顔のデザインがアメリカっぽいなと思いました。口がでっかいところとかね。
日本的な可愛らしさだと、目を大きくして鼻や口は小さく表現する傾向にあるんじゃないかと思ったりしたもので。
あくまでもイメージですけどね。「えいごであそぼ」にはぴったりの絵だなーと思って見てました。
歌うのは影のレギュラー、ブライアン・ペック氏
『PEOPLE SAY』を歌うこのブライアン・ペックという名前、「えいごであそぼ」では作詞家としておなじみです。
ここ最近の月のうたは、「作詞:ブライアン・ペック/作曲:赤坂 東児」というコンビによって作られるのが定番になっているんです。番組に欠かせない存在と言ってもいいぐらいですね。
調べてみると今のKIKOおねえさんの前のおねえさんたち、ジェニーやレスリーの時代からこのコンビの名前がありました。ちょうどケボやモッチが出てきたあたりのタイミングで加わったという感じなのかな?
月のうたでは今回みたいに時々、作詞をしたブライアン・ペックさんご本人が歌っている時もあります。でもそういえば、最近は聞かなかったなぁ・・・。
思いつくのは2014年2月のうた『TOWER TO THE SKY』かな。それ以降になんかあったかな。
ブライアン・ペック氏、その正体とは
しかしこのブライアン・ペックさん、本業は歌い手さんなのか、詩を書く方なのか、どっちなんだろう?
と思ったのでちょっとプロフィールを探してみましたところ、マネジメントを手掛ける事務所の過去のブログが見つかりました。その中ではこう紹介されていました。
20年以上のキャリアを持つ超ベテランのナレーター・歌手・プロデューサー
昭和女子大学講師をしながら数個のレコーディングスタジオを自ら建設し、大手会社をクライアントとして制作も行う。
2008年に書かれた記事だったので、細かい情報は今は違うかもしれませんけど。
元々はナレーターさんということでいいのかな。しかし作詞や歌手といった芸能分野の活動にとどまらず、さらには英語教育やプロデュースなど、けっこうマルチにいろいろ活躍されている方だということが分かりました。なかなかすごい人だったんですね。
懐かしい顔ぶれ。
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