「みいつけた!」で人気のアニメーション『いすのまちのコッシー』が久しぶりにDVDになって発売されます!
今回のDVDはその第4弾「いすのまち だいレース」。
タイトルにもなっているストーリーはいすのまちのキャラが総出演でチームを組んで、それぞれが手作りの乗り物で競争をする、とっても賑やかな話ですね。
2015年7月22日発売予定です。
スタジオのコッシーといすのまちのコッシーの違いを楽しもう
『いすのまちのコッシー』は、コッシー、レグ、チョコンなど、いすのまちの仲間たちが繰り広げる物語。ぬいぐるみを動かして制作しているコマ撮りアニメーションです。ストップモーションアニメ、って言ったりもしますね。
そしてそこにはいつもスタジオで一緒にいる、スイちゃんやサボさんは出てきません。
スタジオコーナー『コッシーとスイ』の方は、ふじきみつ彦さんが脚本を手掛けています。
ふじきさんは舞台やテレビを中心に活動されてて、コント作家というイメージが強いんですよ。子ども番組のくせに子どもにはわかんないような鮮烈なギャグをちょいちょいはさんでくる、っていうイメージあります。
Eテレの子ども番組で何かおかしなことやってるって思ったら、だいたいこのふじきみつ彦が絡んでます。わかりやすいところで言うと「おかあさんといっしょ」の『かぞえてんぐ』とかね。
ふじきみつ彦、またお前かー!!(笑)みたいな。
それに対して、アニメーション『いすのまちのコッシー』の脚本を手掛けているのは津田真一さんという方です。絵本作家としても活躍されているようですね。
元々そういう素地がある方なので、子どもの視点に立った、子どもが興味を持ちそうな世界を表現することに中心を置いているという感じがします。
『いすのまちのコッシー』は絵本を見ているようなファンタジックな雰囲気ですもんね。
その辺の、作家のバックグラウンドの違いというのが、作品のテイストの違いになってあらわれてきているんじゃないかと思います。
同じコッシーが登場するストーリーなんだけど、コッシーが言いそうなこともスタジオにいる時といすのまちにいる時じゃ違うんですよね。セリフもそうだし、行動だってそうです。
その違いをあえて見つけてみるというのも面白いんじゃないかと思います。
いすのまちに登場する豪華ゲスト声優陣
『いすのまちのコッシー』ではほのぼのとした雰囲気がただようなか、クルットさんやホネーキンさん、チョビさんなど個性的な大人たちがいい味出してるんです。
そしてそのキャラクターたちは話数を重ねるに従って増え続けてます。今もなお、どんどん新しいキャラが出てきてます。
でもって、このキャラクターの声が実はこんな人!?って感じで、意外な人がゲスト出演してたりするんです。
というわけで、これまでに発売された『いすのまちのコッシー』DVDシリーズからそんなゲスト声優さんを拾ってみました。
まずは2011年11月、『いすのまちのコッシー』シリーズのDVDとして最初に発売された2タイトルから。
いすのまちのコッシー「ああ こわれいす」
いすのまちのコッシー「みずうみのひみつ」
初期の頃は、レギュラー声優陣の数人だけで、いすのまちのキャラクターすべてを賄っていました。むたあきこさんがカブとスワリンとモタレイさんとチエさん、古島清孝さんがチョコンとベンじいさんとミクさんと・・・。という感じで。
体操コーナーに出ている三宅弘城さんもたくさん担当してますね。クルットさん、ちょうちょうさん、ホネーキンさん、ドッコラショ三兄弟を3人とも、チョビさん、ノリオさん、その他いろいろ。
そんななかで初めてゲスト声優として出演したのが、番組のエンディングテーマを歌うトータス松本さんでした。
初登場はギターをかき鳴らしながら「♪泣いてる椅子は、お尻がじめじめするぜ~」とレグをなぐさめるエピソード。その名もトータスイスと言い、デザインもトータス松本さんの顔に似せたような茶色っぽい椅子でした。
スキマスイッチ、山崎まさよし、森山直太朗・・・。
そして2013年6月に発売された第3弾のDVDでは、ゲストとして登場する声優陣が増えてきます。
いすのまちのコッシー「ひとりぼっちのコッシー」
テレビ見てて思わずひっくり返ったのがテーラー・スキマのアーダとコーダ。「服のことならテーラースキマ♪」と歌う椅子の二人組はなんと、スキマスイッチのおふたりでした。コッシーが歌うテーマソングを担当した縁で登場したみたいですね。
そしてダン先輩として登場したのは山口智充さん。これは気が付かなかった。
同時期には、南果歩さんがお花屋さんのスミレさんや、土のなかから発掘されたイシウスの声をあてていました。
ちなみに今回の第4弾DVD「いすのまち だいレース」のリリース情報には、山崎まさよしさんとDAIGOさんの名前がありました。
山崎まさよしさんもコッシーのテーマソングを担当した縁でヤマーチェというキャラクターで登場しました。
伝説の妖精というか神様というか、そういう不思議な存在で、「良いことはね、目には見えないんだよ・・・」みたいな哲学めいたセリフを残し、人しれず幸せを与えて去っていくキャラです。
そしてDAIGOさん演じるオスワル王子。
「チェアーっす!」という軽いノリでやってくるチェアース王国の王子さまです。いすのまちへ勝手に紛れ込んで遊んでて、お付きの人とかが探し回って「王子!ここにいましたか!」ってパターンです。
今回は収録されるストーリーの時期的に、あき竹城さんのララばあちゃんの話も入るかな?
これ以降の時期だと木野花さんのてけばあ、森山直太朗さんのセモタロウというキャラクターもいるんですけど、この辺は次のDVDに収録になりますかね。
このセモタロウ登場の時もおそらくこれはゲスト声優さんだろうなーって思って見てたんですけど、森山直太朗っていう名前を見て、その予想のナナメ上を行くキャスティングに「は?」って固まりました(笑)
曲提供してるとかそういう前触れが何もなかったのでね。歌い手さんを歌以外の方法で出すって何ていう無駄づかいしてんの、と。もしかしたらそのうち、テーマソングを担当したりもするかもしれませんけど。
名だたるアーティストが密かに協力してくれるのは、やはりEテレの子ども番組ならではですね。
2015年7月22日発売です!
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