「にほんごであそぼ」で4月半ばから流れていた『恋そめし』。
ほのか・さつき・りんか・まりの4人で結成された「チーム・をとめ座」が歌っているそうです。
アイドル顔負けの振り付けや衣装で、テレビの前の視聴者に向かって満面の笑みをたたえて「好きよ」なんてことを言うもんだから。もー、見るたびに可愛くってキュンキュンしちゃいます。
『恋そめし』
作詞:寒 太郎
作曲:服部隆之
演奏:フェイスミュージック 藤原道山(尺八)
方言監修:佐藤亮一
この歌、公式サイトでは月の歌として紹介されてます。でも4月の歌は『蜂と神様』でしたよね。『恋そめし』は4月中旬から見かけていたので、5月の歌がちょっと前倒しで流れ始めたのかな~なんて思ってたんですけど・・・。
5月に入ると月の歌は『薔薇二曲』に変更されていました。
・・・ってことは4月の歌が2曲あったってこと?
そんなわけでちょっと変則的ですけど、新年度4月の新曲として登場した『恋そめし』だったのでした。
「チーム・をとめ座」による、乙女心の応援歌
今回の『恋そめし』の見どころは何といっても、ほのか・さつき・りんか・まりの4人によるアイドルっぷりでしょう。
2008年度から3代目子役として出演しはじめた彼女たち4人なんですけど、そこから7年を経てすっかり成長しました。アイドルばりに歌い踊る姿がさまになっているのも当然といえば当然なのかもしれません。
しかしただのアイドル曲じゃないですよね。番組に出てくる曲は毎回「にほんごであそぼ」ならではの映像になっているというか、今回の『恋そめし』も衣装やセット、細かいところまで作りこまれて、かなり手がかかってるんです。
ここまで曲の世界観を独自にデザインされたPVを作ってもらえるアイドルなんて、そうはいないですよねぇ。オリコン上位のメジャーアイドルのレベルじゃないと無理だと思います。金もかかるし人手もかかる。そこらのアイドル以上の待遇ですよ。幸せモノだなぁ「チーム・をとめ座」!!
そして個人的には、最年少のまりちゃんが、他の3人と遜色なく踊っているのに感動を覚えました。まりちゃんって言えば3代目子役たちのなかで一番幼くて、愛嬌のある顔で、4代目で言うとつきかちゃんみたいなポジションにいたんですよね。
それが・・・それが・・・。今や皆とそろって、可愛らしく歌い踊ってるー!!
ここら辺は、小さい頃から見守ってきた親戚のおばちゃんみたいな心境?(いや他人だけどさ。)つい感涙した一幕でした。
元をとめ?元々をとめ?
恋心をこれでもかと表現する歌詞も可愛らしくて大好きなんですけど、特に好きなのはココ。
今をとめ 元をとめ 元々をとめ
最初はちょっと意味がわかりませんでした。
字幕を見ても「乙女」が「をとめ」になっちゃってるもんで。何を止めるの?みたいな感じだったんですよ。(笑)
それが「乙女」だと分かって、「今の乙女も、その前の元乙女も、もっと前の元々乙女も」という意味だと解釈したときには、なけなしの乙女心にずきゅーん!って来ましたねぇ。
え、このキュンキュンする曲の世界に、乙女じゃなくなっちゃったこのワタシも入れてくれるの?入っていいの??みたいな。
もっともアラフォーの自分が「元乙女」なのか「元々乙女」なのかはかなり悩むところではありますけどね・・・。うーむ。
というわけでこの歌は「日本全国の乙女たちを歌って踊って応援する歌」なんだそうです。
現役の乙女から、昔乙女だったお母さんやおばあちゃんまで、いくつになっても乙女心を持ち続けている、そんな女性たちへのエールでもあるんですね。
「うん好きよ」
「ええ大好き」
「いきなり好きだどー」
「まこっち好きじゃが」
「しぇらぐ好きだじぇ」
「めっちゃ好っきゃねん」
「ほーんに好いとるよ」
「うんと好きだに」
「ぶち好いちょるよ」
全国の方言を使い、ほのか・さつき・りんか・まりちゃんたちがカメラ目線で告白してくれる映像も、永久保存版です!!
後日追記
人気沸騰のあまり、この曲がCDとDVDの2枚組セットとして発売されることが決まりました。2015年9月2日発売予定です!
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色に出にけり。
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