Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

2015年度新番組「ミミクリーズ」、日本経済新聞のコラムに登場

2015年度より新番組としてスタートする「ミミクリーズ」。
すでに何度かパイロット版の放送はありましたが、このたびめでたく、レギュラー放送に昇格することが決定したようです。 

それに先立って、再放送も行われますね。
2015年3月27日(金)午前 10:00~10:10/午後 15:30~15:40
2015年3月28日(土)午後 16:50~17:00

 

 

 

楽しみ~♪と思ってたら、そしたら今朝、思いがけないところで「ミミクリーズ」に出会いました。

それは日本経済新聞で連載されているコラム。
生物学者の福岡伸一さんが、毎週の日曜版に寄稿している「芸術と科学のあいだ」というコラムです。ちなみに今日で連載57回目、サブタイトルは「『似てるね』を見つける喜び」。

そこにこんな風に書かれていて「ミミクリーズ」という文字がいきなり目にとびこんできました。

 

私はこのほどあるテレビ番組のオープニング曲を作詞した。


ミミミミ 耳耳 ミミクリーズ
にているものには わけがある
ミミクリさんねん かきはちねん
とんでひにいる なつのむし
にているかたち おんなじうごき
ナルトのうずと 水のうず
にているものには いみがある?
チョウチョウのくちと ダリのひげ
アサガオのつる かたつむり
そっくり びっくり オモろじ~

 

(日本経済新聞2015年3月15日朝刊より)


わぁお!!
毎週何気なく読んでいたコラム、それを書いてた人が「ミミクリーズ」に携わっていたとは!!

 

福岡伸一さんが作った歌詞に、トクマルシューゴさんが楽しい曲をつけてくれたとのこと。トクマルシューゴさんの方は、Eテレ的には「ニャンちゅうワールド放送局」で、そのお名前をよく見かけますね。

 

 

さてこの生物学者の福岡伸一さん、「ミミクリーズ」にはもともと、「総合指導」というかたちで関わっていらっしゃるようです。
ミミクリーというのは模倣とか擬態とかいう意味みたいなんですけど、番組ではその言葉をもうちょっと広く捉えていろんなコーナーを制作しているそうです。
似ているものには理由がある。自然のなかで子どもたちが、ちょっとした似ているものを発見していくことが、科学への第一歩だ。ということみたいですね。

例えば、こんな風に。

 

近くの草むらに行ったら、つくしが顔を出しているかもしれないよ。探してごらん。みつけたらつくしの頭に顔を近づけてよーく見てみよう。このギザギザ模様、何かに似ていると思わない?ほら、たとえばキリンの肌の網目模様=図。 

 

(日本経済新聞2015年3月15日朝刊より)

 
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ちなみにこの「芸術と科学のあいだ」というコラム、日本経済新聞に掲載されているぐらいの物ですから、いつもはけっこう本格的に芸術と科学を取り上げているというか、けっこう小難しい学術的な文章だったりもするんですね。

今回のコラムでも、子ども向けに「ミミクリーズ」の話題に触れながらも、その過程では遺伝子やら適応やらという単語が出てきたりして、最後は「自然界の類似性の背景には同じ構築原理がひそんでいることがある。」・・・という文章で締めくくられていました。

 

そんなわけで、このコラムを読んでから、テレ子もいっしょうけんめい、つくしのギザギザ模様とキリンの網目について考えてみたんですけど、わかりません(笑)

つくしとキリンの共通点は長いってことかなぁ・・・。のびていくうちに網目になったってこと?でもキリンの網目は子どものころから網目だしなぁ・・・。

 

なんでそれが一緒なのー!?教えて福岡先生!!

 

 
 勇気づけられるタイトル。