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Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

「Let's!天才てれびくん」であわや著作権訴訟!?

天才てれびくん

2014年12月11日の「Let's!天才てれびくん」でのお話。

この日は木曜。全国の茶の間戦士がデータ放送経由でゲームに参加して、どちゃもんを仲間にしよう!という、1週間のクライマックスにあたる曜日でした。
画面のすみっこに1980年代のロールプレイングゲームみたいな簡単なゲーム画面が出てきて、リモコンの上下左右や色ボタンを使って遊べます。

うちの5歳坊主も、木曜はリモコン片手にやる気満々です。しかしまだ漢字が読めなかったりしてやり方がわかんない時があるので、その日もテレ子がそばについていて「次はこうするんじゃない?」ってヒントを出してあげながら一緒に見てました。
そのなかで、青のカードと赤のカードを2枚そろえる神経衰弱みたいなゲームがあったんですね。同じ言葉が書かれているカードを取って重ねるというものでした。その言葉ってのがちょっとした選択ミスだったんです。

 

ディズニー映画「アナと雪の女王」をもじったフレーズ

 カードに書かれた言葉はすべて似たようなもので、あるフレーズをもじってありました。それが「アナと雪の女王」。
例えば、違うカードを見てみると「アナと雷の女王」だったりして、ゲームをしてる子どもたちの間違いを誘いやすいようにわざと似た感じの言葉で作ってあったんですね。

当然のことながら、これは今年大流行した超有名なディズニー映画のタイトルですよね。映像が出てこなくても誰もがわかりますし、子どもたちも当然その映画のことを想像することでしょう。

しかしゲームの終盤、大野拓朗課長が慌てたようにひと言添えました。

「このアナっていうのは、アナウンサーのアナ、だな!『アナウンサーと雪の女王』だ!!」

テレ子、思わず吹き出しました。あ、これ多分、別の部署かどっかから指摘入ったんだな、と。

 

大野課長、苦しい言い訳の訳

 「アナと雪の女王」を制作したディズニーの著作権管理は厳しいことで有名です。
日本だったらパロディーとか二次創作っていうのはアニメに限らず盛んですよね。テレビ番組でも他局の作品をあえてパロってみせることもあります。日本人同士の身内意識というか、作品を盛り上げるお互いさまなところもあるってことで、許容されてる部分もあるんじゃないかと思います。
しかしそれがディズニーには通用しない。ちょっとでも非公式に作品に触れるようなことがあったら、容赦なく訴訟起こされるイメージがあります。

「Let's!天才てれびくん」で使われたゲームは、多分下請けが提示したものを何気なくそのまま通しちゃったんでしょう。おそらくその過程には知財関係の人はいなくて、見事にチェックをすり抜けてしまった。それが全国に放送された時点で、多くのスタッフが目にしますから、視聴者から指摘されるまでもなく、「こりゃマズい」とすぐにNHK内部で気がついただろうと思います。

その解決方法というのが前述の大野課長のセリフだったわけですね。
「このアナっていうのは、アナウンサーのアナ、だな!『アナウンサーと雪の女王』だ!!」

すなわち、ディズニー映画の「アナと雪の女王」とは全く関係ありませんよ。というアピールです。

 

そのセリフに至るやりとりを想像してみた

 ゲームで「アナと雪の女王」をもじった言葉が出てきてから、大野課長のセリフに至るまでがあまりに迅速だったのもおかしかったんですが。
たぶんNHKのなかでこんな感じのやりとりがあったんじゃないかと、勝手に想像してしまいました。

「ちょっとこの言葉、マズいんじゃない?版元の許可取ってんの?」
「この程度で取ってるわけないじゃないですか」
「ディズニーだよ?『アナと雪の女王』はともかく『アナと雷の女王』とかって勝手に変えちゃった時点で怒られるんじゃない?」
「大ごとになる前に手を打ちましょう」
「カンペ出して。大野課長に言わせて」
「はい、ここでセリフよろしく!」

ゲームがはじまって問題の言葉が出てから、大野課長がフォローのセリフを入れるまで、実際にはわずか数分か十数分ってところでしょうかね。このセリフに至るまでに、内部でいろんなバタバタがあったんだろうなぁ、と思わず想像しちゃったのでした。

 


レリゴー。