「にほんごであそぼ」の元気コンサートが2016年2月7日に三重県伊勢市で行われました。
元気コンサートでは、お伊勢まいりや、伊賀の忍者をネタとしてお芝居やパフォーマンスが繰り広げられました。テレビ放映の日程は以下のとおりです。
にほんごであそぼ 元気コンサート in 伊勢
2016年3月21日(月・祝)9:00~9:45
それに先立ってレギュラー放送でも少しずつ、元気コンサートの模様を見ることができました。
2016年2月29日(月)~3月4日(金)
【再放送】3月14日(月)~3月18日(金)
今回なぜ会場が伊勢だったのかというと、伊勢市制施行10 周年や、NHK津放送局開局75周年ということでの記念イベントだったらしいです。
今年は伊勢志摩サミットという国際的ビッグイベントも控えてますしね。熱いぜ伊勢。
今回の元気コンサート、てるみくんは欠席
てるみくんがいないことは、コンサート始まってわりとすぐ気が付きました。
大人の出演者は誰が出てても出てなくても、特にどうってことはないんですけどね。個別に出演交渉してるでしょうからね。
もし姿がなくても、あぁ今回はスケジュールが合わなかったのね、みたいに納得できます。
でも子どもたちはねー。もはや7人揃っての出演が当たり前という感じなのでね。
そのなかでひとりだけいないとなると、やっぱ「あれ?」ってなります。もしやインフルエンザでぶっ倒れたか?なんてまずは心配してしまいました。
だけど、てるみくんがいないことで立ち位置が空いてるとか、急きょ別の誰かがカバーしているとか、そういう様子もないし。
あるいは年齢的に変声期を迎えて、声が出づらくなったとかでステージへの出演は控えたのかなぁとか、いろいろと考えてしまったんですけどね。
そうこうしているうちに、「おかげ犬」という着ぐるみキャラクターが出てきました。
その声がてるみ君でした。
それで、事前にてるみくんの声だけ収録したんだ、ってことがわかりました。
それは要するに、コンサートに参加できないことが事前にわかっていた、ということなんですよね。
なので、急病とか声変わりが理由とかいう可能性はない。おそらくはただ単にスケジュールの都合ですね。
で、てるみくんが「にほんごであそぼ」出演よりも優先させなきゃいけない都合といえば・・・。
大人のレギュラー陣みたいに他の仕事が入ったからということもありえないわけで。
たぶん、小学6年生の卒業を控えたこの時期なのでね。
てるみくんはきっと中学受験をするのであろう。
という結論に達しました。
もちろん推測でしかないんだけど、とりあえず自分のなかではそれがいちばんしっくりきたかなぁ。ま、病気とか怪我とかじゃないならそれが何よりです。
コンサートに出演するためにはリハーサルとか練習の時間ががっつり取られるでしょうし、声の収録だけなら半日ぐらいで済みそうなので。
伊勢に行けないてるみくんを参加させるためにわざわざ「おかげ犬」というキャラクターを作ったのかなぁ。
本当に「にほんごであそぼ」という番組はチームワークが良いというか仲間意識が強いんだなぁ。なんて思いました。
白Aが本領発揮のパフォーマンス
今回の舞台は、昔でいう伊勢の国なんですけど、ご当地ネタとしてお隣の伊賀の国も取り上げています。現在は同じ三重県ですね。
伊賀といえば、伊賀忍者。
ということで白Aさんたちが忍者に扮してパフォーマンスを見せてくれました。
ふだんは「ぎおんごー」のコーナーや「モシャシャ」の歌などに出演している白Aさんです。
パフォーマーが何人かいて、音響や映像技術の方々がいて、それを全部ひっくるめて白Aというパフォーマンス集団なんだそうです。
でもいつもの「にほんごであそぼ」を見ている限りでは、それがよくわかりません。
ふーん、この踊ってる人、白Aっていうんだー、とかその程度なんですよね。
思うに、スタジオで収録した映像だと、白Aさんの白Aらしさがあまり伝わりにくいのではないかと。
踊っている映像に文字が重なったりしますけど、後からCGで付け足すだけならけっこう簡単な映像加工に思えるんです。どういう技術でこの表現を出しているのかというのが、いまいちよくわからないです。
だから今回、舞台での映像を交えたパフォーマンスには目が丸くなりました。
プロジェクションマッピングを利用してかなり広い範囲を映像で覆いつくすので、そのインパクトがものすごいです。
忍者があっちに出てこっちに出て、身代わりの術を使ったと思えば、大胆に手裏剣がびゅんっと飛んだりして。
これが本来の白Aなのね!と思いました。
すごかった。びっくりした。おもしろかった。
ちーむ・をとめ座の新曲「あさきゆめみし」
さて楽しみにしてました、ちーむ・をとめ座の新曲です。今回のタイトルは「あさきゆめみし」。
「にほんごであそぼ」子役のうち、お姉さんチーム4人がキュートにラブリーに歌って踊ります。期待通りで、文句なしです。
とはいえ、さすがに「恋そめし」が登場した時の衝撃に比べたら、予想を超えることは無かったかな・・・と思ってたんですが。
え、ちょっと待って、今、予想に反して男子の声、聞こえたんだけど!!
ということで「あさきゆめみし」は、あもん・てるみ・かいと、3人がセリフで登場というまさかの演出。これは恋に落ちろということですか!?
やべっ、かっこいいんだけど。
ちょっと待て、冷静になれ、こいつら小学生男子だからー!!
最近は男子どもも、顔つきがりりしく男前になりつつありますし、以前より声も低いですから、こういうセリフがちゃんとハマるようになってきましたね。
まさか女子じゃなくて、男子にキュンキュンさせられる羽目になるとは思いもしませんでした。
ラストはやっぱり、うなりやベベン。
生で歌い踊り、演じるコンサートだから、そこには触れないものだと思ってましたけどね。
ラストに出てきましたね。うなりやベベン。
コニちゃんが呼びかけ、舞台上の大きなモニターにその姿がどんっ!と映って、うなりやベベンがしっとりと歌いだしました。
♪こころよ、では、行っておいで。
この辺りはもう「うなりやベベンとその仲間たち」みたいな感じ。完全に主役でした、うなりやベベン。
そして、あえてそんな演出を用意した理由も胸が痛いぐらいに伝わってきます。
じんわりと涙があふれて止めるのに必死でした。泣かすのやーめーてー。
ちなみにうなりやベベンは新年度の4月以降も登場するとのことなんですけど、さすがに「ごもじもじい」は登場できなくなるのかな。
視聴者の子どもたちからの「ごもじもじ」投稿を紹介するお爺さんなんですよね。
投稿される句はどんどん新しいものが出てきますから、さすがに過去の映像を使うということは無いのかなと。
過去には子どもたちが踊りながら読んだり、ラジカセくんというキャラクターが紹介したりしてましたけど、また新しい形態が考えられるのかもしれないですね。
もどっておいでね。
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