「おかあさんといっしょ」2015年冬のクリスマススペシャル感想のつづきです。
1日目はサンタクロースにコング桑田さんが登場。お兄さんお姉さんたちとコミカルな掛け合いをみせ、大いに楽しませてくれました。
盛りだくさんにおかしかったです。いろんな意味で。
「おかあさんといっしょ」2015冬特集感想(1)コント仕立てで顔芸オンパレードの1日目
あまりにお兄さんお姉さんたちが面白すぎて、気づいたら1日目の感想が約4500文字ありました。
400字詰め原稿用紙10枚以上かよ!どんだけグダグダだよ!と自分にちょっと引きました。
さすがに読んでる方が途中で飽きて放り投げる長さかと。
もし何か知りたいことがあったとかで、最後まで読むハメになった人がいたとしたら謝っときますごめんなさい。
ということで、引き続き、冬特集2日目の感想です。
2日目スタートは「おおきくなるなるたいそう」「げんきひゃっぱい」
2日目の冒頭はまず、サンタクロース役のコング桑田さんがこれまでのあらすじを説明してくれました。
お兄さんお姉さんたちがケガをしたサンタクロースの代わりにプレゼント配りをすることになったので、サンタクロースになる特訓をしているところなんですよね。
ところ変わって、その4人はというと・・・。
サンタクロースの家で、サンタクロースのコスチュームのまま寝てます。しかし今日はついにクリスマスイブ!しゃっきり起きんか!!
ということで、まず流れたのは「おおきくなるなるたいそう」。眠そうだったお兄さんお姉さんたち、たいそうをしているうちにだんだん背筋がピーンとのびてきます。
目覚めたところで、特訓開始。「げんきひゃっぱい」の曲をバックに、プレゼントを持って走り回ります。
2日目はセリフが少ないですよね。物語を説明するようなセリフがいらないので、曲に合わせた動きだけでさくさく展開している感じです。
しかし急ぎ過ぎたせいか、ソリに積み込んだプレゼントはぐちゃぐちゃに。
「♪げんきいっぱい じっぱい ひゃっぱい」という歌詞に引っかけ、「しっぱい・・・」とつぶやくオチでした。
ミュージカル風?「し・し・しのびあし」
今度の特訓は、すやすや寝ている子どもを起こさないようにそーっと枕元にプレゼントを置くこと。
お兄さんお姉さんが眠っているナーニくんを起こさないように、曲に合わせてじわじわ近づいていくんです。
「し・し・しのびあし」という歌は忍者が敵に見つかりそうになって、木になったり壁に扮したりする・・・という歌ですよね。
この歌を実に効果的に使って、ミュージカルを見ているみたいな展開でした。
「し・し・しのびあし~♪」。これ、曲をそのまま流したんじゃないんです。
お兄さんお姉さんたちの演技に合わせて、上手いところでいきなり曲を止めてくるんです。
見ている方は「うぉっ!?」ってなって注目します。
で、小芝居をはさんだ後、間延びしないぐらいの絶妙なタイミングで曲を再開してきます。
コミカルなお芝居も手伝って、笑える場面に仕上がっていました。面白かったなぁ。
結局ナーニくんは起きてしまって、お兄さんお姉さんたちはこの特訓では不合格をもらってしまったのでした。
というところで、物語はいったん小休止です。
冬の歌「夏のサンタさん」「雪だるまのたいそう」「白いいき」
2日目は歌の映像が多かったですね。立て続けに「夏のサンタさん」「雪だるまのたいそう」「白いいき」と、3曲が流されました。
いずれもお兄さんお姉さんが全く出てこないVTRで、ここまであまりに濃ゆいお芝居で口のなかがカラカラになってしまった視聴者にはちょうど良い箸休めでした。
「夏のサンタさん」「雪だるまのたいそう」の映像はイラストアニメーション。この2曲はわりと昔からある印象で、普段の放送の「おかあさんといっしょ」でもたまに見ます。
でも「白いいき」に関しては初めて見たような気がします。しかもこれ、もっと古そう。最近じゃあまり見ない、一般人の子どもたちの雪遊びを映した映像ですよ。
その服装や髪形から、そこはかとなく昭和テイストがただよってきます。画面も16:9じゃなくて4:3のアナログ時代のものですね。
調べてみたら「白いいき」は速水けんたろうお兄さん・茂森あゆみお姉さんの時代に歌われはじめたもののようです。
そうなると、1990年代ということですね。ここに映っていたその頃の子どもたち、今はもう30歳前後にはなっているのかな。
もしかしたら、もうお父さんお母さんになって、懐かしいー!と思いながら子どもと一緒に見ている方もいたのかもしれませんね。
本日の盛り上がり最高潮!踊りまくる「カオカオカーオ」
そしてやってきました、本日のハイライト!
「カオカオカーオ」で冬特集2日目の盛り上がりは最高潮に達します。
サンタクロースから下された最後の特訓は、笑顔になること。
そこで、「カオカオカーオ」をお兄さんお姉さんたち4人が歌って踊りまくるんです。
「カオカオカーオ」は2014年9月のうたで、ニッコリ笑顔になると元気も伝わっていくんだね!というメッセージが込められた、テンポ良い朗らかな歌です。
聞いててふと気づいたんですが、この「カオカオカーオ」に関しては、歌は今回のためにあらためて収録したわけじゃなくて、CDに収録されているオリジナルの音源を使っていますね。
ま、この冬特集のために改めて収録しなおすとしても、歌声だけ別撮りになるでしょうしねぇ。
というのも今回の「カオカオカーオ」、けっこうせわしない振りがついてて激しい動きをしてるんです。この状態で踊りながら歌うのはさすがにちょっと無理なんじゃないかと。
おそらくワンカットずつこまめに撮ってるとは思うんだけど、きっと終わるたびに肩で息してゼエゼエしてるだろうなぁ。なんて心配させられてしまうほどでした。
でもそれを微塵も感じさせずに軽やかにニッコリ踊りを見せている。ほんと感心します。
まさしくプロ根性のなせる技!でした。
クリスマスの定番「サンタクロースがやってくる」
そして無事にサンタクロースから合格をもらったお兄さんお姉さんたち4人。さっそく、ソリにプレゼントを積み込み、いざ出発です!
という場面で、冬特集2日目の最後に流れた曲は「サンタクロースがやってくる」。
♪サンタのおじさんやってくるー おにもつたくさんソリにのせー
・・・ってやつです。この時期、街中でよく聞くクリスマスソングですね。
歌詞を聞くというよりも、インストゥルメンタルでおなじみですかね。ショッピングセンターなんかでBGMに流れていたりする感じ。
有名なクリスマスソングの中には、似たようなタイトルのものがいくつかありますけど、今回歌われた「サンタクロースがやってくる」は原題が「Here Comes Santa Claus」という曲になります。
やがてお兄さんお姉さんたち4人を乗せたトナカイのソリは、空へと高くのぼっていく・・・。夜空へ遠ざかるソリの影。
いってらっしゃーい!!
ってなわけで、2日目は終了でした。
ちなみにこの冬特集2日目が放送されたのは12月24日のクリスマスイブでした。
ちゃんと物語が、現実の時間軸とリンクしているんですよね。お兄さんお姉さんはまさにその夜、サンタクロースの代わりにプレゼントを配りにいくんです。
ということは、12月25日に放送される冬特集3日目は、クリスマスプレゼントを配り終わった後の物語が描かれるのかな?
感想も3日目に続く。
顔って心が伝わるね♪
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