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井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

「おかあさんといっしょ」2015冬特集感想(1)コント仕立てで顔芸オンパレードの1日目

2015年12月23日(水)~25日(金)の「おかあさんといっしょ」は、『冬特集』と題してクリスマススペシャルが放送されました。
例年この時期に行われる、お芝居やコント、音楽が盛りだくさんな3日間スペシャルです。

あのお姉さんの思いがけないあんな顔や、あのお兄さんのあられもないサービスショットが。キャッ!!

・・・ってなことで、いろんなシチュエーションが見られておトク感が満載なんですけどね。
その内容が季節ものなだけに、再放送されることってまず無いんです。

まぁ、お正月過ぎてクリスマスもないですし、春休みとか夏休みとかは別のスペシャルを企画してくれるので仕方ないんですけど。貴重なその時限りのお楽しみなんですね。

 

さて、1日目は冬山でサンタクロースと遭遇したお兄さんとお姉さんたち。

コミカルなやりとりがコントのようで、一瞬の表情や細かい仕草まで食い入るように見てしまいました。

 

 

 

 

オープニング曲「ふゆのプレゼント」

 

今回の舞台は冬山だそうです。お兄さんお姉さんたち4人、キャッキャキャッキャ言って雪掛け合ったりしてますけど。

冬山でそんな薄着してたら凍死するぞぉ!!

・・・っていきなりツッコミました。だってこじゃれたクリスマスパーティに繰り出す都会人みたいな服装なんだもの。オシャレ重視で見た目ほど暖かくない的な。

うーん、きっとアレだな、冬山とはいいつつも、数十年に一度のドカ雪が降った後の東京みたいな感じなのかもな。
雪のなかで小学生がトレーナー1枚とかで遊んでたからなー。それにしてもなんで小学生っていつも薄着で平気なんだろう。うーむ。

とまぁ、のっけから思いっきり話が逸れたので戻します。んーよいしょ。

 

2015年冬特集のオープニング曲は「ふゆのプレゼント」。
ウキウキした気分を醸し出してくれていて、クリスマススペシャルの始まりにふさわしい雰囲気です。

お兄さんお姉さん4人のダンスの息も、びっくりするぐらいぴったり合ってます。

きっとそれなりに練習して本番に臨んだんだろうけど、この4人になってからもう4年目だもんなぁ。
このなかでは新人というイメージがある上原りさお姉さんですら、既にベテランといってもいいぐらいのキャリア重ねてるんですよね。

足を上げる角度から、手を振るタイミングまで、見事にぴったり!

・・・ぴったり!?

 

大丈夫、たくみお姉さん、出遅れてないよ!!(なぜに励ます)

 

サンタクロース役のコング桑田さん登場

 

そして物語がはじまります。

ドンガラガッシャーン!みたいな音に驚いて駆けつけてみたら、そこにはコング桑田さん扮する、サンタクロースが!

「熊・・・?」「そうそうそう、冬眠してたんだけど目が覚めちゃって・・・って、違ぁーう!!」

いきなりノリツッコミするコング桑田さん。

 

のっけからあまりに安定感のある演技だったので、今年の冬特集は安心してアナタに預けた!というような気分になります。
なんていうか、こういう百戦錬磨な方がいるだけで、お芝居の全体に一本筋が通った、ピっと背筋が伸びた感じになるんですよね。全員のお芝居を底から持ち上げて支えてくれているような。

さすがコング桑田、だてに毎日『ブンバ・ボーン!』でドスを効かせてるわけじゃありません。(いや毎日歌ってるわけじゃない)

 

サンタクロースはケガしちゃって動けない。でもプレゼントを配るのは明日の夜。

「あーあ、誰か、代わりにくばってくれんかのう・・・ちらっ(横目でお兄さんお姉さんを見る)」
「(ぶんぶんと頭を横に振る4人)」

 

そんなギャグ漫画みたいなやり取りがあった後、気を取り直した4人はサンタクロースのお手伝いをすることに。

三谷たくみお姉さんが手伝うと言い出したのをきっかけに、横山だいすけお兄さんも、小林よしひさお兄さんに上原りさお姉さんも、結局手伝うことにしたようです。

うん、確かに正論なんだけどね。ホームルームでこういう善人ぶったことを言い出すヤツ、クラスにひとりはいるよなーとか思って見てました。結局クラスのみんなが賛同せざるを得なくなって巻き込まれちゃうのね。

当然、お兄さんお姉さんたちも厄介ごとに巻き込まれることになりました。

簡単にサンタクロースの代理をやれると思ったら大間違い。ここからサンタクロースになるための厳しい特訓を受けることになったんです。

 

お母さん方へのサービス!?「パンツがツンパ」

 

まずはサンタクロースのコスチュームに着替えます。

三谷たくみお姉さんと上原りさお姉さんは、すでに着替え終わっていますね。Tシャツに、サンタクロースの赤いズボンを肩から吊って履いています。

試着室のなかにいるのは、横山だいすけお兄さんと小林よしひさお兄さん。

 

で、始まった曲は、「パンツがツンパ」。

・・・って、その選曲、おかしいわっ!なぜにパンツ!!

 

どう考えてもウケ狙いとしか思えないんだけど、この曲に合わせた振り付けというかお芝居というか、演出がね、またおかしい。

お兄さんたちが着替えている試着室のカーテンが曲に合わせて時折、サッ・・・と開くんだけどね。

 

横山だいすけお兄さん、その瞬間にズボンがずり落ち、パンツが丸見えでキャッ!
小林よしひさお兄さん、お尻を向けたらズボンが破れてパンツ出てるし!!

 

何なんですかその演出は。朝っぱらからハレンチですか。欲求不満な奥様方へのサービスショットですか。お茶の間の母親層、狙い撃ち。バキュン。

個人的には横山だいすけお兄さんの王子さまカボチャパンツにもドキドキしました。
にじみ出るセクシー。だいすけセクシー。その瞬間、Eテレ抱かれたい男決定戦、暫定ナンバー1の称号を得ました(どんな決定戦)。

 

テレビの前のよい子はこんな大人になっちゃダメだぞ☆

 

さて、特訓のはじまり。「わらのなかの七面鳥」

 

場面変わって、サンタクロースからの最初の特訓指令は七面鳥を捕まえること。

「わらのなかの七面鳥」の曲にのせて、逃げ回る七面鳥を追いかけてあっちへ行ったりこっちへ行ったり大騒ぎ!!

 

ここまでコミカルなやりとりで多彩な表情を見せてくれたお兄さんお姉さんたちですが、ここに来てその空気が最高潮に達します!

顔芸のオンパレード、変顔フェスティバルの開催です。

 

この顔芸っていうのは、横山だいすけ・三谷たくみ・小林よしひさ・上原りさ、4人の黄金時代を象徴するような言葉だと思うんですけどね。

元々はいちばんの最古参である、小林よしひさお兄さんの得意芸だったのかなぁ。
それが横山だいすけお兄さんの根っからのサービス精神で花開き、三谷たくみ・上原りさお姉さんたちも、感化されるように芸を身につけていったんです。

 

三谷たくみお姉さんなんかは、歌はプロフェッショナルでしたけど演技に関しては最初はおすまし系でしたからね。その頃に比べたら、いったい何がどうしてこうなった!?ってなもんです。

上原りさお姉さんは表現力がありますし、顔芸の素養は大いにあったと思うんですけどね。今や、すっげぇ顔の筋肉、柔らかいですよね。ひょっとこ顔とかやると、ありえないぐらいの位置に口ありますよね。(褒め言葉)

 

4人で一列になって、カメラに近づきながら順番にアップで見切れていくところなんて大笑いでした。キミらは一体「おかあさんといっしょ」で何をやっているんだね!?と。

最後はだいすけお兄さんがワラのなかに顔をつっこみワラまみれに。いつものコメディアンだいすけの本領発揮でした。

 

寝顔にノックダウン「ゆりかごのうた」

 

何とか七面鳥を捕まえた4人は、赤いジャケットを着せてもらいました。
こうやって特訓をひとつクリアするごとに、サンタクロースのコスチュームをひとつずつゲットしていくようです。なるほど、だから最初はTシャツだったのか。

じゃんけんに負けると脱いでいく野球拳の、逆バージョンみたいですね。

もしや、不合格が続いたらどんどん脱がされていくのか?と不埒なことを期待しましたが、もちろんそんなことはありませんでした。

 

眠くなってきたお兄さんお姉さんたち。次の特訓は、夜どおしプレゼントを配るために眠らずに我慢するというものでした。

そこで、三谷たくみお姉さんが美しい歌声で「ゆりかごのうた」を歌いはじめます。

寝落ちしそうになるのを必死で耐えている、小林よしひさお兄さん、横山だいすけお兄さん、上原りさお姉さんの3人。

眠りに落ちかけてカックン、ってなるのをいやいやいや・・・って首振って、一生懸命起きようとしてますが。

気づくと男性陣がなんだかおかしなことに?

 

小林よしひさお兄さんはメガネをかけて、そこに目を描いて、寝てるんだけど起きてますよアピール。
横山だいすけお兄さんに至っては、つぶったまぶたの上に目を描くという・・・。二次元でしかごまかせない古典的な手法を!しかもその描かれた目が、無駄に男前です!

 

「ゆりかごのうた」という美しい選曲にも関わらず、演出はコントという事態で。どこまでもお笑い路線を貫いてきますねー。

必死に耐え抜いた3人。ギリギリのところで合格をもらい、喜んでいると・・・。

なんとそこら辺の床で三谷たくみお姉さんが寝ちゃってました。自分の歌声で寝ちゃった、というオチでした。

 

あー、ここのたくみお姉さんもサンタコスチュームで背中をもたれてすやすや寝てて、天使のような愛らしさなんですよー。
このシチュエーションがもし忘年会の居酒屋とかだったら、確実に誰かにお持ち帰りされる可愛らしさ(というかさらって帰りたい)。

 

過去の名作より「あわてんぼうのサンタクロース」

 

この後は『ポコポッテイトスペシャル じゃがいも星人がやってきた!?』が放送されましたが、さすがに記事が長くなっちゃったので割愛。機会があったらそのうち触れます。

そして「あわてんぼうのサンタクロース」の曲が流れた後、サンタクロースの特訓は明日も続くぞーい!ってな感じで締め、本日は終了しました。

 

ちなみにこの「あわてんぼうのサンタクロース」に関しては過去に収録したVTRですね。クリスマス曲の名作です。

2013年の冬特集で登場したのが最初じゃないかと思うんですけど、それ以来出てくるたびに、目が釘付けになります。あまりにあわてんぼうすぎる映像で。

サンタクロースを演じているのは小林よしひさお兄さん。
アンタ一体どこまであわてんぼうなのよ!?ってテレビの前でハラハラしながらツッコミまくりたくなるぐらい、そそっかしいシーンが次々にテンポ良く繰り出されるんです。

場面転換が多くて、ほかの3人の役割や背景セットがくるくる変わるのも見もの。冬特集ならではの、手の込んだ贅沢さが感じられるような造りになっております。

キャスト交代すると、この名作VTRもお蔵入りになりますね。流れるのももしかしたらこれがラストかなぁ。

 

とまぁ、こんな感じで1日目はお芝居を中心に、コント仕立てで楽しかったです。お兄さんお姉さんたち、とぼけたりずっこけたり、忙しかったですね。 


「おかあさんといっしょ」2015年冬特集、2日目の感想に続きます。

 

・・・って感想、なげぇよ!!

 

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