「みいつけた！」3代目スイちゃんはピンク衣装が印象的な川島夕空ちゃん

「みいつけた！」は今年度、メインキャラクターのスイちゃん子役が交代しました。
これまで3年間スイちゃんを演じてきた野原璃乙ちゃんが卒業し、新しく川島夕空ちゃんがスイちゃんとして番組に登場しています。

それを知った当初はさすがにひょえぇえ～！？ってなったんですけど、さすがにそこから1ヶ月経ちまして。
3代目スイちゃんが当たり前に「みいつけた！」のスイちゃんとなり、テレビに映る川島夕空ちゃんの姿はもはや何の疑いもなく、日常の風景となっております。

初代・2代目の落ち着いた配色から、カラフルな3代目へ

スイちゃんは今年度、子役が交代するとともに、その衣装もガラリとリニューアルされました。うぉ、今度はピンクで来たかー！って感じ。

これまでの初代・熊田胡々ちゃん、2代目・野原璃乙ちゃんの衣装を思い出すと、わりと地味目の落ち着いた配色の衣装だったんですよね。使われている色もベージュや黄色、グレーなどでした。

彩りがおさえられていた理由は、「みいつけた！」のスタジオセットや衣装のデザインにもあるかと思います。
大きな水玉だったり幅の太いボーダーがあしらわれていたり、かなりはっきりと区切りのあるポップな雰囲気なんですよ。なので、鮮やかな色を多用すると画面がうるさすぎてしまうんですね。
そんなわけで色味というよりはそのデザインで可愛らしさを演出するような衣装にしてあったんじゃないかと思います。

そこに今回やってきた3代目・川島夕空ちゃん。なんと、これまでの前例を覆すピンクの衣装で来ました！

ピンクっていうと派手な印象ありますけどね。でも決して画面上で浮いてるようには見えません。派手さを感じさせない工夫がしてあるんだろうなぁと思います。

川島夕空ちゃんが来ている衣装をじっくり見てみると。まずピンクを感じる面積が思ったより少ないんですね。ピンクなのは、ブラウスと、ズボンのポケットぐらいかな。他にもちょこちょと使われてますけど、目につくのはそれだけです。
しかもメインで使われているピンク色は、彩度を落とした薄めのピンク。ぱっと目につくような鮮やかなピンクは、襟や袖口、ボタンとあくまでも部分的な感じでポイントを抑えて使ってます。

下に履いてるズボンがお腹の上ぐらいまで来てブラウスを覆ってますしね。ズボンの色は、地味色どころか暗めに見えるので、それで存在感のバランスを取ってるということでしょうか。

見れば見るほど、ただの可愛いピンク衣装なわけじゃなくて、プロの方が計算しつくして作り上げた全身コーデなんだなぁ、と。感心しながらしげしげと眺めてしまいました。

顔芸もイケる川島夕空ちゃん

今年度から新しくスイちゃんを引き継いだ川島夕空ちゃんは、新小学1年生。

2015年度から登場した「いないいないばぁっ！」のゆきちゃん（大角ゆきちゃん）、「ゴー！ゴー！キッチン戦隊クックルン」のハッサクくん（外川燎くん）と同じで、Eテレ小学１年生トリオですね。

3人とも今年度のお誕生日が来ていないのでまだ6歳なんですけどね。とてもうちの6歳坊主と同じ歳とは思えません。なんでみんなこんなにお利口さんなんですかっ！？

もちろん、テレビに出るために訓練を積んだプロの子どもたちだっていうこともあるし、もともと持っている性格や素質もあるのかもしれませんけど･･･。

うちの坊主や周りの6歳のお友達を見渡してみても、スタジオで決められたセリフを言って、動きをして。ということだけでも奇跡みたいな感じなんですけど。
そのうえ演技してますよこの子たちッ！？役になりきった振る舞いができるって。神童！？

いや、子どもを持たなかったら絶対こんなことは思わなかったんだけどなぁ。自分が子どもと暮らしてみて初めて、テレビに出ている子どもたちのお利口さんっぷりが身に染みて分かりました。
いやほんと無理。うちの坊主とか絶対無理だから。

というわけで、川島夕空ちゃんも初回からその演技達者なところをいかんなく発揮していますね。

川島夕空ちゃんのスイちゃんは、何よりリラックスしている感じが伝わるので良いです。こちらもニコニコしながら見てられます。わりと表情がくるくる変わって、柔らかい顔の動きをするんで、顔芸とかもイケる口ですね。
お調子者だったりおちゃらけたところもあったりする、「みいつけた！」のスイちゃんを上手に表現していってくれるんじゃないかと思います。

しかし番組が始まってわずか１ヶ月余り、サボさんがその場のノリで、何となくアドリブで入れた（と思う）セリフに、スイちゃんが普通にアドリブでしゃべり返すというような光景も見られるようになってきて驚きました。

かなり肝が据わっている川島夕空ちゃん。「みいつけた！」の世界を心から楽しんでいるようで何よりです。