2014年度のエンディングテーマは『にっぽん・なんばあず』です。
にっぽん・なんばあず
作詞・作曲・編曲:石野卓球「Let's!天才テレビくん」
♪いっぽんは「ぽ」、だけど、にほんは「ほ」~
♪さんぼんは「ぼ」、だけど、よんほんは「ほ」~
♪ごほん、ろっぽん、ななほん、も「ほ」~
♪でも、はっぽんになーるーと、「ぽ」~ぉ~ぉ~ぉ
・・・てなわけで日本語を学習する過程で誰もがつまづきがちなポイントを学ぶ歌です(嘘)。
実は「ピタゴラスイッチ」の『ほん・ぽん・ぼん』という曲とネタがひそかにかぶってるんですが、ま、それは言わない約束でおねがいします。
さてこの歌、「Let's!天才テレビくん」が開始された4月当初は歌手の住岡梨奈さんだけが歌ってましたよね。
前年まではてれび戦士が皆で歌うのが通例になっていたので、てれび戦士が歌わないエンディングなんて!と驚いたものですが。
そして映像も最初は外国人ダンサーのジョンテ・モーニングさんがひとりで踊ってました。
高名なダンサーみたいなんだけど動きがクネクネしすぎて笑っちゃうというか、その怪しい動きが面白くてなかなかツボにはまっていました。
それが数ヶ月経つとやがて、住岡さんのボーカルに加えててれび戦士が歌声を重ねるようになり、てれび戦士男子バージョン、女子バージョン、てれび戦士全員で歌うバージョン、と進化していきました。
そのうちてれび戦士たちが『にっぽん・なんばあず』を踊る姿もオンエアされるようになりました。
そしててれび戦士12人のダンスをぼんやり見てるうちに思ったテレ子。
・・・あれ?この女の子、ひとりだけ、他の子とずれてる!?
それでよくよく見てみると、彼女だけがものすごく上手かったのです。ずれてると思ったのは上手すぎるからでした。
要するに、他の子とレベルが違いすぎて浮いてたのでした。
それが、齋藤茉日ちゃんです。
上手いので前方の目立つ位置で踊ってるんですけど、ずれてるってレベルじゃありません。動きそのものが根底から違うんですね。
ダンスは全くわからないのでうまく説明できませんけど、他の子は、ひとつの振りをやったところで止まるんです。1、2、3、4というカウントに合わせてひとつひとつ動きをやってる感じ。
それが齋藤茉日ちゃんは、1、2、3、4のところではまだ動いてます。ダンスの流れは止めないんですよね。他の子よりもちょっと遅れて見えるのはそのせいかもしれません。
見れば見るほど、すごいなーって思います。
他のテレビ戦士たちは、それなりにダンスレッスンを経験してきたんだろうなって子もいますが、もしかしたら全くの未経験なのかなー、って子もいますね。
瑛ちゃんなんか、茉日ちゃんと同じ画面で踊ってるのがちょっと気の毒なぐらいの可愛らしい踊りです。
いや、幼稚園児が一生懸命踊るおゆうぎみたいで、そのおぼつかなさが別の意味で愛らしいんですけどね。
ちなみにこの記事を書くために、齋藤茉日というフルネームの漢字を確認しようと公式サイトを初めて見たら、プロフィールの欄にこう書いてありました。
「ダンスの全国大会で優勝の経験あり」。
うわー!やっぱすごい人だったんだー!!
エンディングで齋藤茉日ちゃんのダンスソロバージョンとか作ってくれたらすごい見応えあると思うんですが、ダメですかね。
ちなみにその公式サイトを見てたらリーダー瀧澤翼くんよりメガネ男子辻村晃佑くんの方が年上だと知って軽くずっこけました。しかも中学生だと思っていた瀧澤翼くんがまだ小学6年生なのにビックリでした。