Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

「ねこねこ日本史」2017年10月からの新OPにチャラン・ポ・ランタン『猫の手拝借』登場。

アニメ「ねこねこ日本史」が2017年10月18日の放送から新しいテーマソングになりました。

チャラン・ポ・ランタンですよ、チャラン・ポ・ランタン。ねこねこ日本史だけに猫の手も借りたい状態らしいです。むやみやたらと焦ってる感じの歌に、猫がわちゃわちゃしてる映像。せわしなさすぎ。

 

オープニング『猫の手拝借』

作詞・作曲・編曲:小春
歌:チャラン・ポ・ランタン

 

エンディングもチャラン・ポ・ランタンの小春さんによる制作です。こっちはアイドルの女の子たちが可愛い声で歌ってます。

 

エンディング『なれたらなぁ』
作詞・作曲・編曲:小春
歌:たこやきレインボー

 

 

 

エンドレス猫の手

 

先日、うちの8歳坊主が嘔吐下痢で2日間ほど学校休んでおったのですよ。症状が落ち着いてきたらヒマになったらしく、リビングでごろごろしながらテレビ三昧でした。で、たまたま録画してあった「ねこねこ日本史」とか見てたわけですね。

んで、この『猫の手拝借』にハマったらしい。
気づくと何十回も延々とオープニングだけ再生を繰り返してる。あのせわしない歌がエンドレスで家じゅうに響き渡るもんで、吐きすぎてついに頭までイカれたか!?と心配になる母(笑)

そしたら、8歳坊主の手元にはこんなメモがありました。

 

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・・・オープニングの歌詞ですな。

 

どうやら何回も再生しながら、書き写していたらしい。頭がどうにかなっちゃったわけじゃなくて一安心(失礼な)。

8歳坊主が興味を示していたのは、その歌詞の構造です。同じフレーズが何度も出てくるなとか、この言葉さっきも出てきたなとか、その辺りを紐解いてみたくなったようです。

 

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メモした歌詞のなかにやたらと「×4」とか「①」とか記号が出てくるんですけど、本人なりに繰り返しの表記を工夫した結果みたいです。

 

こちらがその全貌になりますご査収ください(いらんわ)。

 

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逃げ恥の恋ダンスじゃない方

 

チャラン・ポ・ランタンを初めて知ったのは、数年前の「みんなのうた」でのことですねぇ。2014年10月-11月期の『ぎんなん楽団カルテット』で高橋克実さんとチャランポのおふたりがユニットを組んで歌ってました。まぁその時は、カッツミーが面白い歌で出てるなぁっていう程度で、あとの2人が何モノなのかというのは全然気にしてませんでしたが。

その後だいぶ経って、帰省する車のなかで聞いてたNHKラジオで、たまたまチャラン・ポ・ランタンがゲスト出演してたんですよ。「みんなのうた」の曲についても話してて、あぁ、あの歌のヒトたちかぁ!みたいになりました。言葉遊びみたいなゲームを交えて何人かで楽しいトークを繰り広げてたんですけど、車が渋滞にハマっちゃったんでたまたまじっくり聞けたんですよね。
チャラン・ポ・ランタン小春さんとももさんの姉妹ユニットだということはここで初めて知りました。病んでるおねーちゃんに振り回される妹というイメージが強烈な印象で残ったりしたな(笑)

そんなチャラン・ポ・ランタン、去年はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のオープニングテーマを歌ってました。逃げ恥っていえば世間的には星野源の「恋」なんで、本人たちいわく「逃げ恥の恋ダンスじゃない方」って自称してて。そのコメントの自虐っぷりがチャランポらしいなぁーと。笑わせてもらいました。

 

チャラン・ポ・ランタンの切なくて美しくて、狂気を感じるメロディはたっぷり聴くと毒が強すぎるので、それこそ『猫の手拝借』ぐらいのテレビサイズのバージョンで味わうのがちょうどいいんじゃないかなと思います。

その才能は番組のテーマソングとか、合間に流れるちょっとしたジングルとかで重用されるイメージ。聞いてる人の胸にサクッとかすかな切り傷を残して去っていくような、そんな持ち味があります。(それがあんまり効きすぎるとかなりの裂傷になっちゃうというか。引き込まれたら元の世界に戻ってこれないというか。)

 

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オープニングとエンディングのアニメ両方に、黒子っぽく顔を布で隠したネコが2匹出てくるんですよね。それが小春さん&ももさんをイメージしてるのかな。アコーディオン弾いたり太鼓をたたいたりしてて、さりげなく可愛いです。

 

足りないんだや手が手が。