「にほんごであそぼ」2017年4月の新曲は『ひふみうた』です。
子どもたちがぞろぞろ出てきてにぎやかですね。大きい子も小さい子もひとつの舞台に入り交じって、今年度はこのメンバーで行きますよ!よろしくね!みたいな雰囲気が伝わります。
『ひふみうた』
「ひふみ祝詞(のりと)」より
補作詞・作曲:おおたか静流
編曲:Asu
大人の出演者はおおたか静流さん、ラッキィ池田さん、コニちゃん、池田鉄洋さんです。
岩がぐわわーんと開いて、出てきたのはおおたか静流さん!これは、どう見ても天照大神!!
子どもたちが歌を歌って、天岩戸が開いて、天照大神が出てきた、っていう演出になってます。
ひふみよいむなや、こーのとー♪
今回の『ひふみうた』では、繰り返される「ひふみよいむなや、こーのとー♪」っていうフレーズが頭に残ります。
ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、この、と。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。
数え歌をひとりひとりの子どもが言っていく場面があるんですけど、ここがちょっと面白いです。
ふ(2)は「ふふ」、い(5)は「いいいいい」、という風に、数の分だけ言葉を連呼していくんです。最後のと(10)に至っては「とっとと、とっとと、ととっとと」。(自分で打ってても何文字かわかんなくなる)
おそろいの衣装着て、背の小っちゃい順から並んでるというのがまた可愛い。
あ、でもよく見ると子どもたちのうち、てるみくんが欠席ですね。急きょ欠席になっちゃったのか、元からスケジュールの都合で欠席の予定だったのかはわかりませんけど。
その代わりに、ラッキィ池田さんが子どもたちチームと同じ衣装を着て、てるみくんポジションに入ってます。これ、てるみくんがいる前提で振り付け済みだったのかなぁ、って思いました。
そんでもって、もしかしたらラッキィ池田さんが着る予定だったネズミの衣装を、代わりに池田鉄洋さんに着て踊ってもらったんじゃないかと。
最初、誰だか一瞬わかんなくて「イケテツさん、なぜここに?(笑)」みたいな感じで見てました。別に今年度から「にほんごであそぼ」レギュラーになったってわけでもなさそうだし・・・。
イケテツさん、違う番組の収録か打合わせで別のスタジオに来てて、穴埋めでいきなり呼ばれて出る羽目になったとかだったら面白いなぁ、なんて妄想しました。
元歌は「ひふみ祝詞(のりと)」
この『ひふみうた』の元となっている「ひふみ祝詞(のりと)」は、こういう言葉だそうです。
ひふみ よいむなや こともちろらね
しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか
うおえ にさりへて のますあせゑほれけ
おおたか静流さんが、この「ひふみよいむなや・・・」というフレーズから数え歌の着想を得て、前半の歌詞を付け加えたものが今回の『ひふみうた』になるということです。
「祝詞(のりと)」って、結婚式とか七五三とかの時、神社に行くと神主さんが神様に向かって言ってくれるやつですね。何となくありがたいイメージあります。
意味としてはお祭りとか儀式のときに神さまに捧げる言葉のことだそうです。
そしてこの「ひふみ祝詞」は天照大神が天岩戸に隠れてしまった時に呼び戻すための言葉だった、という説があるそうです。
そっかー。だからおおたか静流さんが岩から出てくるわけですね。そんで天照大神だから、後光がさしてピカピカしてる感じなんですね。
子どもたちの髪型も、古代日本の歴史漫画に出てきそうな。耳のあたりでくるんと巻いて縦リボンぽくなってます。いわゆる、みずら、ってやつですね。
「にほんごであそぼ」の曲では毎回、子どもたちのコスプレも見どころのひとつです(コスプレとか言うな)。
おかっぱにセーラー服とか、頭から鼻毛出てたりとか。
今回は、新年度スタートと同時に流れた新曲ってことで、新たに加入したちっちゃい子たちがわちゃわちゃしてる雰囲気で可愛いです。この年齢だとカメラに映されてるとかテレビに流れるとか、よく分かってないんだろうな(笑)
おそらく、ここが開いたらあっちに出ていいよーとか、このお兄ちゃんとおててをつないでいようねとか、その程度の指示で動いてるんでしょうね。しかし飽きたり泣いたりもせず、立派につとめを果たしました。よく頑張りました。
成長が楽しみ。
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