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Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

「新・ざわざわ森のがんこちゃん」新作放送中。ネットトラブルに遭う新時代のがんこちゃんも。

Eテレの道徳番組に出てくる恐竜の女の子、がんこちゃん。

現在は10分番組の「新・ざわざわ森のがんこちゃん」と、5分番組の「えいごでがんこちゃん」が放送されてます。

金曜日は朝9:00から、ふたつの番組を連続して15分間がんこちゃん三昧です。

 

うちも幼稚園バスが遅い時間の時はそれ見てから家を出発してます。

ぬいぐるみのキャラクターたちが賑やかしく大騒ぎしてるのが楽しそうだと思うのか、4歳坊主もわりと食いついて見てます。

 

この秋からはちょうど新作エピソードが放送されてたんですけど、ある日たまたまその内容見てて、へッ!?ってなりました。

がんこちゃんが、なんだか今どきのSNSトラブルに巻き込まれてるじゃありませんか。

時代の最先端を行くがんこちゃん。ほのぼのしたぬいぐるみ劇かと思って油断してたら、ネットで知り合った怪しい大人に誘拐されかけてましたよ。なんてこと。

 

いまや幼児にそこまで啓発しなきゃいけない時代なのねー!!と。(いやそういう趣旨じゃないみたいだけど)

 

 

 

 

未就学児から小学1年生向けの道徳番組

 

「新・ざわざわ森のがんこちゃん」の対象年齢は幼稚園児・保育園児から、小学1年生ぐらいまでなんだそうです。

毎回テーマがあって、たとえば借りたものは返そうとか、小さい子には優しくしようとか、そんな内容なのかな。
見ている年齢層にも理解しやすいよう、ぬいぐるみパペットを使った劇で進んでいきます。

 

なので、もちろんそのお話の中には、インターネットとかSNSなんて言葉は出てきません。

ということでその回は、がんこちゃんが何やら不思議な機械を手に入れた。というところからストーリーが始まりました。

 

でもこれが、知らない人とつながるテレビ電話みたいな感じなんです。でもって、画面の向こうから女の子ががんこちゃんに親しげに話しかけてきます。

まぁ要するに、現代社会でいうスマホだったりタブレットだったり、インターネットにつながる機器ってことだよね。なんて思いながら見てました。

 

ちなみに公式サイトによるとその回のあらすじはこうです。

 

第13回 みえないおともだち?
不思議な機械を手に入れたがんこは、見ず知らずの相手と会話できるようになる。楽しく話していると、相手はがんこや友達のことを根掘り葉掘り聞き出そうとし、がんこも聞かれるまま答えてしまう。


このあらすじを見てわかるとおり、話が進むにつれ、実際にネットでトラブルになりそうな要素がちょいちょいはさまれてきます。

 

女の子が、子どもだけのパーティに来ない?と誘ってくる。

がんこちゃんがその女の子に、友達のツムちゃんの連絡先や情報をあれこれと教えちゃう。

ツムちゃんは女の子にウソで脅されておびき出される。

知らない女の子は実は人食い蜘蛛で、さらわれて食べられそうになる。

 

いやー、トラブルてんこ盛り。これで犯罪に巻き込まれない方がおかしいってぐらい、まっしぐらです。

見てて実際にこんなことが起きたらと思うとほんと寒気しましてね。

おびきだされるツムちゃんをハラハラしながら半分涙目で見守ってしまいました。うわっやべぇよやべぇよツムちゃん食われちゃうよー。と。

 

もちろん、ここはがんこちゃんの世界であって、演じているのもぬいぐるみキャラクターだからして、けっこうマイルドな表現になってますけど。

ラストは力の強いがんこちゃんが、キャーキャー逃げ惑いながらも人食い蜘蛛を逆に引きずり回していて、むしろコミカルなオチになってましたしね。

うちの4歳坊主も、おっちょこちょいながんこちゃんのいつもの楽しい話だったなぁ、ぐらいにしか受け止めていなかったと思います。

 


あ、ちなみに道徳の授業としての、この回を見ての教育目標?は以下のとおりらしいんですが。

 

よいことと悪いこととの区別をし、よいと思うことを進んで行う

 

すいません、よもやテーマがその程度のことだとは。ネット全然関係ないじゃん。と軽くずっこけました。

 

ということで、ネットトラブルうんぬんは、本来の番組の趣旨とはずいぶんとズレた受け止め方だったようなんですけどね。

むしろこれ見て学ぶべきは、はネットの恐ろしさを知るとか世のなかに悪人がいることを知るとかだよなぁ、なんて思った次第です。

その視点でもよく練られたストーリー。秀逸な教材になると思います。

 

祝・がんこちゃん20周年

 

この手の話は、リアルに小学校高学年ぐらいになれば巻き込まれる可能性ありますからねー。

親の知らない間にネット友達がいるとか、知らない子と会おうとしてたとか、子どもにしてみればさほど危険なこととは思わないんじゃないかと思います。

だからがんこちゃんが身をもって注意してくれたんじゃないかと勝手に思っちゃったんですけど、見てるのが幼児じゃ心の隅にも残らないか。

 

「ざわざわ森のがんこちゃん」シリーズは2016年度でめでたく20周年を迎えたそうです。

今回はネットを操るがんこちゃんに軽くびっくりでしたけど、時代に合わせて内容が変わるのは当然ですし、だからこそ20年以上も続いていると言えるのかもしれないですね。

新番組として「えいごでがんこちゃん」が登場した時もかなり斬新だなーと思ったものですけど、その時その時必要なものを取り入れて工夫しているんでしょうね。

 

20年も経つとキャストも変わってて、いつのまにか、がんこちゃんの声優さんのあきやまるなさんが亡くなってたことを知ってびっくりしたりしました。

 

めげないしょげない。

 

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