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Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

ありがとうポコポッテイト!新生活スタートへの希望あふれる最終週を見届けました

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「おかあさんといっしょ」の人形劇『ポコポッテイト』は2015年度にて、5年間の放送を終了しました。

 

これに先立って1ヶ月以上前から、すでに次の人形劇『ガラピコぷ~』の予告が流れ始めたんですよね。

まだまだ当分ポコポッテイトだよ!告知早えーよ!と思いながら見てたんですけど、見ている子どもたちにバトンタッチをすんなりと受け入れてもらえるよう、細心の配慮を払っていたんだろうなと思います。

 

そんなわけで『ポコポッテイト』も、交代とはいえ唐突な終わり方はしなかったですね。

まずは終了するその前週から「ポコポッテイトSP」と称して総集編スペシャルがありました。ぽていじま放送局からこれまでのことを振り返りながら、1日に3本まとめて流すという大盤振る舞いです。

そしてラスト1週間になると、なんと物語を全力でまとめにかかってきました。

いつもは元気なムテきちが淋しさを感じていたり、強がってみせたり・・・。いつになくシリアスな演技もちょこちょこ垣間みえて、ストーリーもかなり盛り上がりました。

 

そんなわけでこれまで親しんできた『ポコポッテイト』はそれぞれのキャラクターが新生活へとスタートする、希望あふれる最終回をみせてくれました。

 

 

 

 

3/28(月)止まっていたぽていじまの時間が動きだす

 

最終週の初日にあたる2016年3月28日(月)、いきなりの展開がありました。

この春からメーコブが小学校、ミーニャが幼稚園に行くことになったと言うんです。

 

ぽていじまではこの5年間、春・夏・秋・冬と季節は変わってきましたけど、キャラクターたちが年を取ることはありませんでした。言わば同じ1年間をぐるぐる繰り返していたわけですね。
その永遠とも思えた時間が、突如動きはじめたんですよ。

これまでの前提が崩れたっていうことへの衝撃。そしてこれは、『ポコポッテイト』の世界が決して永遠ではないということの表現でもあるわけですよね。
うぉお、終焉だー。終焉に向かっているー。

こういう話をぶち込まれると、ストーリーをまとめようとしているのがひしひしと伝わるので、ドキドキしながら最終週を見守ることにします。

 

3/29(火)アオアシさん夫妻に赤ちゃん誕生

 

『ポコポッテイト』のサブキャラクターに、郵便配達をしてくれるアオアシカツオドリさん夫婦というのがいます。
ふだんはアオアシさんたちと呼ばれてます。たいがい夫婦ふたりがワンセットで出てきます。

2016年3月29日(火)の回ではそのアオアシさんのダンナさんがひとりだけ、なぜか焦った様子で出てきました。「赤ちゃんが生まれるー!!」

・・・はッ??

 

ごめん、赤ちゃんが生まれるような若い夫婦だと思ってなかった。
子どもが巣立ったぐらいの、人間で言えば40~50代ぐらいの夫婦だと思ってた。
その熟年(に見える)夫婦がいつもイチャイチャしてるもんだから。 

こんのぉー、エロアシどもめがっ!! 

とか思いながら見てた。ほんとごめん。

 

そんなエロアシ・・・いやいやアオアシさんたち、新婚夫婦という設定だったみたいですね。
あのイチャつきっぷりは若さゆえだったんだね。
それじゃー、ふたりで名前を呼び合って見つめあってほっぺスリスリしてても仕方ないよね。
子づくり真っ最中だもんね。(これ以上はやめとく)

 

もっとも、なぜ熟年夫婦だと思い込んでいたかというのは、アオアシのダンナさんの造形にも原因があるんですよね。

細長い顔に四角いメガネが、とにかく老けて見えるんです。眉毛がつながったようにも見えるし、ヒゲの剃りのこしがあるようにも見えるし、一見して身のまわりを構わない中年男性という感じ。

だいたいが小さいキャラクターなので、どうしても画面のなかでは遠くから見ることになったりして、頭のなかで勝手にイメージ固定されちゃうんですよね。

 

ということで、そんなエロアシさんたちもめでたく春が訪れたようです(違)。

 

3/30(水)かぞえてんぐが相棒ミーニャにまさかのサプライズ

 

翌日、2016年3月30日(水)の回では、前日生まれたアオアシカツオドリの赤ちゃん、ポテコちゃんにぽていじまを案内するというお話でした。

余談ですけどポテコって聞いたらやっぱこれしか思い浮かびません。

 

今回はムテきちがポテコちゃんを運び、ぽていじまのみんながそれぞれ自己紹介をしていきながら、これまでの過去映像が数カット流れるという仕掛け。
あらためてひとりずつの名場面を振り返っていくというキャラクター総出演の回でした。

 

ラストはムテきちの元に手紙が届き、これまでいなかった両親が帰ってくることに。ぬわにぃーっ!?と派手な叫び声をあげて、翌日への橋渡しをしました。

まぁこの日は最終回への前ふりという感じで、さほど動きもなくおとなしい回でしたが・・・。その後に放送された「かぞえてんぐ」のコーナーで事件は起きました。

 

 

いつものように数え終わったかぞえてんぐとミーニャ。今回数えたのは、お花を8本。でした。

偶然かもしれないけどこのお花の数は、卒業するたくみお姉さんの8年間・・・という解釈もできて素敵な演出でした。

そしていつものように満足し、恍惚の表情で鼻から花を出したかぞえてんぐ。思いもかけないことを言いました。

「いつもいっしょにかぞえさせてくれて、ありがとうだい!ミ・・・ミーニャ。」

 

い、いいい、今、なんつった!?

みーにゃ?みーにゃって言った?

 

みぃいーにゃーぁあぁー!??

(ビックリしすぎて原形とどめてない)

 

普段からかぞえてんぐの変態っぷりを堪能している方にはお馴染みの事実なんですが、かぞえてんぐはミーニャのことを決して名前で呼んだりしません。いつもいつでも「ネコちゃん」です。
これはなるべくねっとりした口調でいやらしく「ネコちゃぁ~ん」と発音するのが望ましいようです。

そして最初の方こそ「私はミーニャ!」と返していたミーニャですが、最近はあきれ疲れたのかいちいち訂正することもなくなっていました。

 

そんなかぞえてんぐが、名前呼びましたよ!?しかもねぎらいの花束まで!??

 

あぁきっと、かぞえてんぐは、もうミーニャと数えられないことは分かっているんだな。
これが最後だって、知っているんだな。

もうもう!かぞえてんぐで泣かされるなんて!変態てんぐ、やりやがったなー!!

 

そんな演出がありつつ、翌日はいよいよ『ポコポッテイト』が最終回です。

 

3/31(木)ともだちはだいじなだいじなたからもの

 

さて最終回。ムテきちは両親が帰ってくるという知らせにウキウキして歌ったり走り回ったりしてます。まー、ぶっちゃけ、それだけのストーリーです。(そう言い切るか)

 

でもその中で、ぽていじまのキャラクターがムテきちを思いやる言葉があったり、ムテきちのこれまでの心情があったり、ふいに心を打つようなセリフがたくさんあるんです。
さすが、これまでの5年間を締めくくるにふさわしい最終回。

ラストシーンはムテきち、ミーニャ、メーコブの3人が嬉しそうに浜辺に並んで、遠くから近づきつつある両親の船を待っています。

 

ムテきち「父ちゃん母ちゃん、まだかなまだかなー♪」

ミーニャ「ムテきちのお父さんとお母さんは、宝探しに行ってたんでしょ?」

メーコブ「きっといっぱい、宝物を持って帰ってくるんだろうね~。」

ミーニャ「どんな宝物だろう♪」

 

そんな風にウキウキ待っている3人。ここでムテきちのセリフが思いがけない方向に展開します。

 

ムテきち「オラっちも父ちゃん母ちゃんに宝物見せるんだー。」

メーコブ&ミーニャ「宝物?」

ムテきち「うん。父ちゃん母ちゃんがいない間に見つけた、すーごい宝物!」

ミーニャ「ニャニャ??」

メーコブ「それって何?」

 

いよいよ最終回のクライマックス、ムテきちが発したセリフは以下のとおり。

 

「決まってるだろ?ミーニャとメーコブだい!

ふたりとも、オラっちの大事な大事な宝物だからなー。

ミーニャとメーコブに会えたおかげで、オラっち毎日ごきげん元気なんだ。

ありがとな。」

 

まさか最後の最後に、ムテきちからこんな言葉が出てくるとは。おりこうさんすぎて泣けてくる。これで本当にラストなんだなーって思いながら今までの記憶が押し寄せてきます。

この5年間を通じて、ムテきち達もちゃんと成長してるんだよね!大きくなったよ、3人とも!!

 

ミーニャとメーコブも答えます。

 

ミーニャ「わたしも・・・」

メーコブ「ぼくも・・・」

ミーニャ&メーコブ「ありがとう!!」

 

笑いあう3人。ボーっという汽笛を鳴らして、遠くからだんだん近づいてくる船。その船影に向かって嬉しそうに、大きく手を振るムテきち・・・

 

-ポコポッテイト・完-

 

まぁそんなわけで、それぞれが幸せそうなラストで良かったです。

こんな小っちゃい子どもを置いて、ムテきちの両親は一体どうしてるんだ?という物語最大の謎も、この最終週でフォローされてました。

もっとも、現実には5年間という月日が流れていましたが、『ポコポッテイト』の時間軸のなかでは宝探しに出掛けてたのはほんの数ヶ月なのかもしれないですしね。

この後お父さんとお母さんとムテきちが再会を果たして、幸せに暮らしていくんだろうなーという予感があふれてて良かったです。

 

見ている方まで幸せのおすそ分けをもらったような、希望に満ちた最終回でした。

『ポコポッテイト』に携わった全ての方々に、ありがとう。

 

 

達者でなー。

 

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