2016年度改編を控えた「おかあさんといっしょ」に、本日いきなり激震が走りました。
なんと人形劇「ポコポッテイト」が2015年3月末をもって終了だそうです。あぁぁお別れなのねムテきち!ミーニャ!メーコブぅぅー!!
正直ノーマークだったんで思いっきり取り乱してます。ヒィィイィ。(落ち着け)
2016年度の新人形劇は「ガラピコぷ~」
ということで、このたびNHKより公式に、新たに始まる人形劇が発表されました。2016年1月28日、報道陣向けの会見が行われたそうです。すでにメインキャラクター3人の画像も公開されてますね。
気になる人はこんなへっぽこブログ読んでないでNHKのサイト見てきて!載ってるから!!
新人形劇は「ガラピコぷ~」♢おかあさんといっしょ |NHK_PR|NHKオンライン
そのタイトルは「ガラピコぷ~」。
交代まではまだ2ヶ月あるんですけど、あらすじやキャラ設定も、結構詳しく紹介されてます。こんな感じのキャラクター3人が繰り広げるお話しになるそうです。
ムスービ村に住んでいるチョロミーはある日、ムームーと出会い、友だちとなります。
2人は宇宙から不時着したガラピコを発見。3人はすぐに仲良しになりました。
デコボコな3人が、ホシノキに見守られた不思議な星での暮らしの中で、お互いの心をむすんでゆく、友情の物語です。
- チョロミー キュートなハリケーンウサギの女の子。もうすぐ4歳。
- ムームー ひよこの心(ハート)をもつオオカミの男の子。3歳。
- ガラピコ おしゃべりな探査ロボット。年齢・性別不明。
メディアの報道を見てると、「おかあさんといっしょ」のキャラクターにロボットが出てくるのは史上初!という取り上げ方をしてたりしますね。
で、どうもそれがいかにも画期的なことみたいに書かれてるんですけどね。子どもにとっては別にそんなにビックリするようなモチーフじゃないかもしれません。
身の回りにあふれかえってますからね、ロボット。
それって、アニメとか特撮とか、そういうフィクションの世界でおなじみってことだけじゃないです。
最近では人工知能も進化してきて、ロボットが将棋を指したり、関西弁でツッコミを入れてきたりしてますよね。しまいにゃ掃除機だってしゃべりますから。
生まれた時からそれを当たり前に受け入れている今どきのちびっ子たちには、「おかあさんといっしょ」にロボットが出ていても別に不思議なことでも何でもないんだろうな・・・なんて思うわけです。
あ、「ニャンちゅうワールド放送局」のピコたんってのもいたな、そういえば。
「ガラピコぷ~」の内容を妄想してみた
「おかあさんといっしょ」の現在の人形劇「ポコポッテイト」は動物がモチーフですよね。子どもたちにも親しみのある動物たち。ムテきちはラーテル、ミーニャはネコ、メーコブはうし・・・いやいや、ヒツジでした。
でも新しい人形劇では、あえてキャラクターのひとりをロボットと明言しているわけなので、そこには必ずストーリーを動かす上での意図がありますよね。
そこで妄想してみました。
ロボット。それはすなわち人間ではない、ということ。もしかしたらこのロボットは、これから人間世界のことをちょっとずつ学んでいくんじゃないのかな?なんて。
「この空から降ってくる水はなんだろう・・・そっか、アメ、っていうんだ!」
みたいに物の名前を学んだりとか。
「こんな時はどうすればいいのかな・・・。そうだ、ゴメンナサイ、って言ってみよう!」
みたいにコミュニケーションを学んだりとか。
って、はに丸か!!(世代を感じるひとりツッコミ)
あぁでも、そうなると先生役が必要だなぁ。メインキャラクターと共に重要な役割を担う、サブのキャラクター達が。
「ポコポッテイト」ではそれがララパだったり、ゾウガメの長老さまだったり、アオアシカツオドリ夫妻だったりしたんですね。登場人物が大勢必要な時は、マーモット三兄弟たちにセリフが与えられたりもしてたんですけど。これらは全て、台の下から人間が動かす、操り人形のキャラクターでした。
おそらくそういった、メインの着ぐるみ以外に脇を固めるような、人形のキャラクターたちが出てきますよね。
そのビジュアルもどんな感じになるのか、公開を待ちたいと思います。
2015年度でさよなら「ポコポッテイト」
そして新人形劇の発表とともに、思いがけない形でさよならを知らされることになった、これまでの人形劇「ポコポッテイト」。
脳裏に浮かぶのは、ムテきちの温泉宿修行・・・。ミーニャと、かぞえてんぐ様の毎週の怪しい絡み・・・。メーコブの子どもとは思えない野太い歌声・・・。
いろんな名場面が走馬灯のように脳裏を駆け巡っております。あぁ、やっぱり、淋しいなぁ。
この「ポコポッテイト」が放送された期間は、2011年度から2015年度まで。5年間ということになります。
人形劇の交代スパンってもっと長いような気がしていたんですよね。前作「モノランモノラン」が2年間で終了したのはやむを得ない大人の事情だという噂を耳にしていたので、今度こそ「ポコポッテイト」で長期政権を目指していたんじゃないの?と。
今年度からは新コーナー「ぽていじま放送局」という試みも始まったばかりだったし、まさかまさか終了するとは予想だにしていませんでした。
もうすでにムテきち達って、そこら辺で遊んでる近所の子どもと同じような感覚なんですよね。おバカもやるけど、それがまた愛らしいというか、育んでいきたい存在。
毎日会っていたのにその姿が見られなくなるんだなぁ。それを思うとまるで卒業する生徒を見送る先生みたいな心境になっております。(いや先生やったことないけど)
しかしこれはまだ、「おかあさんといっしょ」2016年度の改編にこれから起こる激震の第一幕でしかないのかもしれません。
ま、それに関しては去年の卒業予想記事でほぼ言いつくした感があるので、宜しければそちらをどうぞ。
2014年度卒業メンバーを占う。その3「おかあさんといっしょ」編 - Eテレ大好き!!
さすがに今年は来るかなー。ドキドキ。
ラスト記念CD、2月17日発売です。
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