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Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

「にほんごであそぼ」2016年1月のうたは新年めでたい『ベベンのたいづくし』

2016年の「にほんごであそぼ」がスタートしました。今月のうたは『ベベンのたいづくし』ですね!

祝いたい、ありがたい、おめでたい。歌詞には「たい」のつく言葉がたくさん出てきます。

 

そんな賑やかな、新春の雰囲気めでたい『ベベンのたいづくし』です。

 

『ベベンのたいづくし』

作詞:うなりやベベン
作曲:うなりやベベン
演奏:祐天寺浩美

 

 

 

 

セットはお正月らしい賑やかな宝船 

 

映像ではうなりやベベンを中心として、ラッキィ池田さんと松元ヒロさん、そしてコニちゃん、子どもたちもたくさん。

 

宝船に乗ってるのは七福神にちなんで7人です。周囲で踊ってる子どもたちを入れると、14人ぐらいいるのかな?ひとつの歌に出演者がこれだけ揃うのは珍しいですよね。

天女の格好のひなこちゃんは弁天様に見えるけど、河童やら雷様やらもいて、なんだかおかしな宝船。

コニちゃんは重すぎて船に乗りきれなかったのか、海の上にぷかぷか浮かんでるというお茶目な姿でした。座っているのはビニールプール?思いっきり沈みそうー!!

 

 

この『ベベンのたいづくし』ですが、歴史をさかのぼると1995年にうなりやベベンこと国本武春さんが作詞・作曲し、アニメのオープニングテーマ曲として歌った『たいたいづくし』という曲がベースにあるようですね。

 

飲みたい食べたい騒ぎたい
こいつは春からおめでたい
ご近所総出で祝いたい
トコトン羽目をば外したい

 

けっこう長い歌詞でして、しまいには「貞操帯」とか「海綿体」とか出てきて、けっこうコメディソングっぽい雰囲気漂ってますけどね。

もちろんNHKが誇る「にほんごであそぼ」ではそんな歌詞は出てきませんよ?

 

ということで、『ベベンのたいづくし』ではこのような健全な歌詞に変換されております。

 

お腹の底から笑いたい
大きな夢を叶えたい
みんなの期待にこたえたい

 

さて、真ん中にいるうなりやベベンはいつものようにニッコリ笑顔で、朗らかに歌いあげます。

ベベンがたくさんの出演者みんなに囲まれてるというのがまた、泣けるなぁ。

 

故・国本武春さんからの置き土産

 

めでたいのに、泣ける。陽気なのに、少し淋しい。

今月の『ベベンのたいづくし』見てるとそんな、ちょっとばかり複雑な感情が呼び起こされます。

 

というのも、うなりやベベンを演じられていた浪曲師の国本武春さん。多くの方が既にご存じのとおり、2015年12月24日に亡くなられているんですね。

去年に入ってからは舞台を降板されるなど、病気と闘っていらっしゃったそうです。

 

亡くなる数日前、12月21日にも「にほんごであそぼ」の収録があったそうなんですが、国本武春さんは体調不良のため来られず、急きょ代役を立てて撮影されたとのこと。

そういった経緯が「にほんごであそぼ」衣装・セットデザインを手掛けるひびのこづえさんのブログに書かれていました。『風の又三郎』の収録で、国本武春さん、野村萬斎さん、藤原道三さんの3人でお揃いの衣装を着ることになっていたそうですが、叶わなかったのですね。

 

さよならベベンさん : ひびののひび 

http://kodue1958.exblog.jp/22700207/ 

 

『ベベンのたいづくし』についてはおそらく亡くなる1~2ヶ月前、だいたい11月頃に撮られたものでしょう。きっといつもどおりに収録して、いつもどおりにスタジオを後にして、新年になって映像が流れるのを楽しみにしていたんじゃないかな。

その場にいた誰もが、まさかその頃には国本武春さんが逝去されているなんてことを、夢にも思わなかったでしょうね。

共演者やスタッフの心情を思うと、それもまた泣けてくる。 

 

うなりやベベンは永遠に生きている

 

そんなわけで、おそらく国本武春さんの最後の姿となる『ベベンのたいづくし』。来月以降はおそらく、うなりやベベンの新しい映像というのは出てくることはないんでしょうけどね。

 

ただ、「にほんごであそぼ」の歌や映像というのは、作られた後に何度も再放送されて、繰り返し使われるんです。今後もうなりやベベンはいろんなコーナーに、何事もなかったかのようにひょっこり姿を現すことでしょう。

 

公式サイトでもこのようなコメントが出されていました。

 

うなりやベベンさんについて

うなりやベベンさんは、ご自身が
国本武春さんの一番弟子だとおっしゃっていました
浪曲師としての活動と一線を画し
子ども達に日本語を楽しく伝えることを望んでいらっしゃいましたので
ご本人とご遺族の意向を尊重して
「にほんごであそぼ」では、うなりやベベンは生き続けます
国本武春さんのご冥福をお祈りいたします

 

 

うなりやベベン、ちゃっかり生きてることが判明。

 

ちなみにこのコメントがアップされたのは当日だったか翌日だったか、とにかく対応がすぐだったという印象があるんですけどね。

公式見解にユーモアが込められてるというか愛があふれてるというか、こんな素敵なコメントが即座に出てくるのはすごいなぁと思いました。

「にほんごであそぼ」という番組に携わる人々の間に、本当に暖かな空気が流れているんだなーというのを感じます。

 

 

うなりやベベンはうなりやベベン。陽気で朗らかないつものベベンです。

今月はただただ、新年から縁起が良くておめでたい『ベベンのたいづくし』を、にぎやかに楽しむことといたしましょう。

 

では、いっておいで♪

 

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