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Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

「おかあさんといっしょ」2015年11月のうたは、坂田おさむさんの包み込むような視点が優しい『メダルあげます』

おかあさんといっしょ

「おかあさんといっしょ」2015年11月のうたは『メダルあげます』です。

ここで歌われているメダルあげますっていうのは、表彰します!とか、よく頑張りました!っていう意味ですね。その気持ちをあらわすために、メダルという言葉が象徴的に使われています。 

おひさまさんが照らしてくれることに、メダルあげます。
お弁当箱さんが美味しいごはんを運んでくれることに、メダルあげます。

 

そんな風に、この曲の歌詞ではいろんなものに対してメダルをあげていきます。

 

『メダルあげます』

作詞・作曲 坂田 おさむ
編曲 池 毅
アニメーション 今林 由佳

 

 

 

 

坂田おさむ『地球ぴょんぴょん』から1年半ぶりの登場!!

 

作詞・作曲を手掛けているのは、おなじみ坂田おさむさん。月のうたとしては、2014年2月のうた『地球ぴょんぴょん』以来の登場になります。

でも坂田おさむさんの歌はこれまでにもたくさんあるので、いつも流れててよく聞いてるような気がするんですよね。顔もしょっちゅう見てますし。この名前に対して久しぶり感は全くありません。

 

この坂田おさむさんは、あらためて言うまでもなく、「おかあさんといっしょ」では歴代最長在籍期間(2015年度現在)を誇る、1980~90年代のうたのお兄さんですね。

しかしまーこの方、最近じゃいろんな呼ばれ方してますよね。

歌い手としては坂田おさむお兄さん。作詞・作曲家としては坂田修先生。
最近では「おさむちゃん」呼ばわりされてたりもしますし、お兄さんじゃなくてオネエさんなんじゃないかっていうキャラの時もあります。

「おかあさんといっしょ」のうたのお兄さんを卒業した後もずっとずっと名曲を生み出しつづけ、NHKの子ども番組において出演者として制作者として、いろいろな角度から関わり続けてくれているんですよね。

 

聞けば聞くほど、ザ・坂田おさむ節!

 

ちなみに今月に入って初めて『メダルあげます』が流れ、曲がはじまるや否やすぐにこう思いました。あ、このメロディは間違いなく坂田おさむだ!と。

坂田おさむお兄さんの作り出す曲って、うまく言えないんだけどすごく特徴的なポイントがいくつかあります。

例えば今回の『メダルあげます』では何度も繰り返し出てきて、ベースとなるこのメロディ。

 

おひさまさん メダルあげます
あなたは きょうも
ぼくらを てらして くれました

 

「おひさまさんメダルあげます」と始まって、「あなたはきょうも~」でひととき暗めの和音に行った後、また明るい和音に戻り「ぼくらをてらしてくれました」。

この最後をゆったりしたリズムで締めるんですよね。それまでの歌詞の二倍の尺をとってたっぷりと歌います。

マイナーとメジャーの間につなぎのコードを入れず、はっきりくっきり切り替わるのも坂田おさむお兄さんっぽいです。
この印象はもしかしたら、坂田おさむさんといつもタッグを組んでいる、編曲の池毅さんのアレンジの力によるところも大きいのかもしれません。

 

あとはココかな。

 

みえないでしょう でも ここにある

 

ここね。「ここにある。」って力強く言い切るんです。

「みえなーいーでーしょう」ってきたら、次は「ここにーあーるー♪」って伸ばすのかと思いますけどね。伸ばしても不思議じゃないんです。でも違うんですよね。言い切るんです。

よく聞くと「みえないでしょう」の最後の「う」も短く言い切ってます。ということで、ひと固まりで言うとこんな感じになります。

「みえなーいーでーしょう、でも、ここにある。」

 

のんびりしたリズムのなかで、こういうハッとさせる言い切りが入ってくるのも坂田おさむっぽいですよね。

 

音楽的な技法とかコード進行とかを理解して、詳しく分解したらもっと坂田おさむっぽさが解説できるのかもしれませんけど。詳しくないのでとりあえずこのぐらい。

こんな風に、メロディを聞きながら「うんうん、坂田おさむだよねー」って納得しちゃうようなポイントがところどころに散りばめられてるわけですよ。

 

全てを包み込むかのような優しい視点

 

この『メダルあげます』では、いろんなものに対してメダルをあげていきます。

おひさまさん、おべんとばこさん、レールさん。身近なものを取り上げていたかと思えば、挙句の果てには「ちきゅうさん」。

もはや視点が神様レベル。坂田おさむお兄さんの包容力、半端ねぇー!

 

ちきゅうさん メダルあげます
あなたはきょうも
みんなをのせて まわりました

 

ということで、いつもは気がつかないんだけど、そこかしこにさりげなくあるものの存在。

それに対してメダルをあげていく。感謝の気持ちをあらわしていく、というのが歌の根底を流れるテーマなんです。とても暖かい歌ですよね。

そしてふいにこんなこと言われたりするのでじんと来たりして。

 

おかあさん メダルあげます
あなたはきょうも
いっぱいえがお くれました

 

すっかりメダルあげる立場で聞いてたら、メダルもらっちゃったよー!!うわーん!!(涙)

ここで坂田おさむお兄さんの優しさにノックダウン。

 

そう、この「おかあさんといっしょ」っていう番組は、子どもたちだけじゃなく、一緒に見てる親たちをも包み込んでくれる番組なんですよね。

そんなことをあらためて実感した今月のうた『メダルあげます』だったのでした。

 

今月の映像はイラストアニメーション

 

『メダルあげます』のアニメーションを手掛けられたのは今林由佳さん。何となく見覚えのあるイラストです。

調べてみたら「おかあさんといっしょ」では過去にも2014年5月のうた『どんがらどんどんどらやき!』、そして最近では「みんなのうた」で2015年2・3月のうた『ピヨの恩返し』のアニメーションを担当されていました。

 

最近では、イラストアニメーションの歌であっても、CG合成でお兄さんやお姉さんの姿が入るパターンが多いですけどね。今回はイラストのみですね。

ちなみに2015年度に入ってからの「おかあさんといっしょ」の月のうた、映像における実写とアニメの出場頻度はどんな感じかと思って調べてみると・・・

 

実写のみ

  • 2015年10月 ガチャゴチャガンボ!

 

実写&イラスト(人形)

  • 2015年4月 おひさまーち
  • 2015年5月 シールハレハレ
  • 2015年6月 ひかるみらい

 

イラスト(人形)のみ

  • 2015年7月 なんでもあらいぐま
  • 2015年9月 おもちゃのブルース
  • 2015年11月 メダルあげます

 

こんな感じですね。先月の『ガチャゴチャガンボ!』は例外として、意外と最近はイラストのみのパターンが多いみたいです。

 

ま、イラストだけなら歌い手さんが変わってしまっても映像を使い回しできますしね。そういった曲をストックしておくのは、時期的にも大事なことなのかもしれませんね。

そう、たとえ、だいすけお兄さんとたくみお姉さんがそつぎょ・・・げふんごふん(バキッドカッ)うぐっ。いやなんでもないです。

 

おさむ&にこにこぷん世代。

 

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