Eテレの子ども番組「にほんごであそぼ」において、大人の女性をトリコにしている胸キュンソング『恋そめし』。
この2015年11月もたくさん流れますよー!!
みなさんぜひ、テレビの前でキュンキュンしてくださーい!!
『恋そめし(方言版)』2015年11月の放送予定
2015年11月2日(月)~6日(金)
2015年11月16日(月)~20日(金)
ちなみにこの『恋そめし』と同じ時期、2015年春に新しく作られた『蜂と神さま』や『薔薇二曲』の映像は、もうたまにしか流れていないんです。そりゃそうです。新しい歌も、どんどん出てきますからね。
それを考えると、何度も何度も放送予定のローテーションに入ってくる『恋そめし』は、「にほんごであそぼ」において異例のロングランヒット曲と言えるんじゃないかと思います。
そして視聴者がキュンキュンしているのに応えるかのように、NHKの方もDVD発売したり、一般の参加者と歌って踊るイベントを催したりして、積極的に盛り上げようとする姿勢が見えるんですよね。
これは・・・もう・・・狙っちゃってもいいんじゃないでしょうか。
年末の第66回NHK紅白歌合戦、NHKホールの大舞台で「ちーむ・をとめ座」が歌い踊る『恋そめし』を!!
国民的番組、紅白歌合戦とは相性がいい『恋そめし(方言版)』
というわけで、いきなり『恋そめし』第66回紅白歌合戦出場か!?なんてデカいことぶち上げちゃいましたが、すいません。
だって『恋そめし』が大晦日にNHKホールで歌われている絵ヅラっていうのは、なんとなく想像しやすいんですよ。
というのも、『恋そめし』って胸キュンソングっていうだけじゃなくて、日本全国各地の方言を取り上げているんですよね。というか元々はそっちが主題ですよね。
キュンキュンする世界観はただのオマケというか副産物というか。映像が出来上がる過程で、詞のもつパワー・独自の舞台デザイン・出演者のキュートな所作、いろんな複合的な要素がうまく絡んで作りあげられたものに過ぎません。
全国津々浦々のお年寄りたちがゆったりのんびりテレビを楽しむ大晦日の夜に、全国各地の方言が歌にのせて流れてくるっていうのは、しっくりきますし、全く違和感がないんです。
しかも、それが、Eテレの子ども向けの番組「にほんごであそぼ」発祥ですからね。民放から出たブームに乗っかるわけじゃなくて、NHKが自ら発信しはじめたものですからね。
紅白歌合戦を企画する側としても扱いやすい素材なんじゃないかと思います。
というわけで可能性としては無くはないかなーなんて期待してるんですけどね。
ぜひぜひ紅白の舞台に、ほのかちゃん・さつきちゃん・りんかちゃん・まりちゃんの「ちーむ・をとめ座」をさりげなく紛れこませてはいただけないでしょうか。
紅組の出場歌手のみなさんがその後ろにずらっと並んで、出身地の方言でセリフを順番に言ってくっていう演出でどうでしょう?
舞台に華やかさが出ますし、メイン視聴者層であるご年配の方々も喜びますよ?
あ、ついでに男の子たちやちびっこチームも周りで適当にわらわら居させてもらって、もちろん藤原道山さんら演奏メンバーも忘れずに。
子ども向けの大ヒット曲が出なかった2015年
こんな風に、『恋そめし』が第66回紅白歌合戦に出場するのをちょこっとでも期待してしまうのは、今年は子ども向けのヒット曲があまり出なかったという印象もあるからなんです。
紅白においては例年、番組のわりと早い時間に子ども向け企画があります。着ぐるみキャラクターが出てきたり、大ヒットしたアニメの曲が歌われたりという感じですよね。
近年ではそれが「アナと雪の女王」だったり、「妖怪ウォッチ」だったりしたわけなんですよ。
でも今年・・・ナニが流行ったかというと・・・。それが無い。
個人的な話で恐縮なんですが、このまえ幼稚園のお母さんたち何人かと、卒園式の後にやる謝恩会のプログラムの相談をしてたんですよ。
謝恩会っていうのは、先生方への感謝を込めて親たちが楽しく盛り上げて、最後は花束渡したりして涙で終わるというお別れ会のようなものなんですけどね。
その時に、どういう曲を流せば子どもがノリノリになってくれるか?ってことでちょっと頭を抱えたのでした。
「今年は流行った曲って、ないよね・・・」
「全員が知ってて、踊りたくなるような曲って、ないよね・・・」
「妖怪ウォッチも、今さらだしね・・・」
確かにうちの6歳坊主も「妖怪ウォッチ」を見てる時は、今やオープニングやエンディングを早送りしちゃって曲なんぞ全く聞いちゃいません。
「ゲラゲラポー」は流行ったけど「たんところてん」になってからはパワーダウンしたかな・・・という感じですかね。アニメ本編は変わらず楽しく見てますけどね。
女児に人気の「プリキュア」や男児に人気の「ニンニンジャー」も、ノリはいいんだけど、知ってる子と知らない子がいるし・・・という感じで。
ま、結局は大したアイデアが出ないので、運動会のときに踊ったJ-POPでも流して盛り上げようかー、ということになりそうです。
ということで、ちょっと話が逸れましたけど、そんな風にアタマ抱えて悩んじゃうほど、今年を象徴するような子ども向けのヒット曲ってないんですよね。
そこに我らが『恋そめし』が付け入る隙はあるんじゃないか?なんてことも、思ってしまうわけですよ。
ネックは「にほんごであそぼ」の圧倒的な知名度のなさか
NHK紅白歌合戦の子ども向け企画においては、Eテレ番組の歌が過去にもたびたび歌われています。
紅白の大舞台で、『ドコノコノキノコ』が歌われた時は嬉しかったなぁ。
『ドコノコノキノコ』は「おかあさんといっしょ」の2010年9月の歌ですね。
横山だいすけお兄さんと三谷たくみお姉さんが、紅白歌合戦の子ども向け企画に登場して歌ってくれました。
『ドコノコノキノコ』ではそのマニアックな世界に大人もハマり、子どもたちも呪文のような歌詞を唱えて楽しむ・・・という感じで、その当時は大流行りしましたね。うちもケータイの着メロにしてた記憶があります。
あれでも、2010年なのか。気が付いたらずいぶん前の話なんだなぁ。
しかし『恋そめし』の流行り方は『ドコノコノキノコ』とはちょっと違うんですよね。
熱烈にハマっているのは主に大人(そして”をとめ“たち)で、子どもたちにとっては他にもたくさんある子ども向けの曲と受け止め方がそう変わらない感じがします。
確かに楽しんで踊ってはいても、『恋そめし』だけが特に大好き!という感じでもないのかなと。
うちの6歳坊主に至っては、照れもあるのか「好き好きばっかり言って、ヘンな曲!」と言い放っております・・・。
そして圧倒的な知名度を誇る「おかあさんといっしょ」と比べてしまうと、「にほんごであそぼ」はマイナーすぎるかと。
ここが紅白歌合戦出場を狙うにあたってのいちばんのネックになるところじゃないかなーと思います。
年末の国民的番組としては、幅広い年代の人、より多くの人が知っているものを選びたいですよね。
一時期、「にほんごであそぼ」では野村萬斎さんの「ややこしや~」という狂言がモノマネされて世間一般に広く知られることとなりましたけど、それも10年ぐらい前の話ですしね。
世間的には「にほんごであそぼ」という番組名さえ知らない人が大多数なんじゃないかと思います。
結局『恋そめし』が出てきて喜ぶのはいつも見ている子どもたちや、子育て世代のママさんたちに限定されちゃうかもしれないですね。そう言ってしまうと、ごくごく局地的なブームではありますね。
そうなると最後の手段は、『恋そめし』にいろんな曲をメドレーで。
「おかあさんといっしょ」のだいすけお兄さんたくみお姉さん、「いないいないばあっ!」のワンワンやゆきちゃん、「みいつけた!」のスイちゃんサボさん、「えいごであそぼ」のKIKOにエリックにBEAやBO。
みんな巻き込んでEテレオールスターズ!みたいな感じだったら企画としてイケるかな。どうでしょ。
そんのけらます。
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