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Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

「ピタゴラスイッチ」新曲、手に汗握るストーリー『ビーだまビーすけの大冒険』

「ピタゴラスイッチ」で9月から『ビーだまビーすけの大冒険』という曲が登場しました。

これは2015年夏に放送された深夜の「ピタゴラスイッチ」シリーズ、『ピタゴラ装置大解説スペシャル 前半戦』(2015年8月4日放送)のなかで初めてお披露目されたものです。

 

『ビーだまビーすけの大冒険』

作詞:佐藤雅彦・内野真澄
作曲:栗原正己
うた:浜崎貴司・ピタゴラ少年少女合唱団
作 :佐藤匡・米本弘史・石川将也

 

ピタゴラ装置を進んでいく赤いビー玉はビーすけと名付けられていて、とらわれの兄弟ビータとビーゴローを救出に向かうという冒険ストーリーに仕立てあげられています。

必死で兄弟のもとへ向かうビーすけ。敵に追われたり、途中でつかまったり、なかなか手に汗握るんだこれが。

 

 

 

 

実は作品前後に解説があったがカットされている

 

『ピタゴラ装置大解説スペシャル』では、お馴染みのキャラクター百科おじさんに加え、ラーメンズの片桐仁さんが出てきて番組の進行をしています。

でも片桐仁さんは通常放送の「ピタゴラスイッチ」の方には出てこないんですよね。(厳密に言うと過去に『おとうさんスイッチ』のコーナーとかには出てますけど)

ま、いきなり実写の人間がいつものキャラクター達に混ざって出てきたら、見てる子どもたちびっくりしますしね。

 

だから百科おじさんと片桐仁さんのやりとりというのは、子ども向けの朝や夕方の「ピタゴラスイッチ」では無かったことになっているんです。仕方ないんだけど、これ、ちょっともったいない!

『ピタゴラ装置大解説スペシャル』のなかでは、この『ビーだまビーすけの大冒険』という作品が作られた意図や、ピタゴラ史上どういう意味があるのかということについての言及があったんですよね。
なのでちょっとその内容を紹介しておきたいと思います。

 

百科おじさん「さて、片桐さん、今までいろいろなテーマに取り組んできたんじゃが、実は今回のスペシャル用に新しいテーマの装置を用意しておるんじゃ。」

片桐さん「新しいテーマ?」

百科おじさん「それは『装置に物語を吹き込む』というテーマじゃ。」

片桐さん「『物語を吹き込む』?」

 

その後『ビーだまビーすけの大冒険』のVTRが流れます。それを見終わった片桐さんと百科おじさんの会話。

 

片桐さん「いや~、ビーすけ良かったぁ!兄弟3人で無事家に帰れて良かったですね。」

百科おじさん「実は、これはピタゴラ装置史上初めての『物語がある装置』なんじゃよ。」

片桐さん「『物語がある装置』?・・・あっ、なるほど。ビーだまが主人公ってことですね?」

百科おじさん「それだけではないぞ。最初から最後までずっと同じ赤い玉が進む。これまたピタゴラ史上初めてのすごい装置なのであ~る。」

 

説明を聞いてみると、そうか、なるほどー!って感じです。

確かにいつものピタゴラ装置では、動くものがどんどん変わっていきますよね。ビー玉が転がっていったと思ったら、金属のおもりになったり、ドミノが倒れていったり・・・。
最初から最後までビー玉の動きだけっていうのは、今までありそうで無かったんですね。

 

知らず知らずのうちに、ビーだまビーすけを必死で応援

 

この『ビーだまビーすけの大冒険』、最初から最後まで主役が赤いビー玉なので、見ている方もすっかりこの赤いビーだまビーすけに感情移入してしまうんですよー。

テレビに映っているのはあくまでもピタゴラ装置でしかないんですけどね。
それと同時に歌が流れるんです。この歌がビーだまの動きとぴったり合ってて、また良くできてるんだ。

♪いくーぞ ビーだまビーすけ~ 敵の陣地に潜入~

♪きっと救うぞ兄弟 待ってろもうすぐー

こんな感じで言葉はシンプルですけど、次々に状況を歌い上げていくんですね。そしてビーだまビーすけの必死な気持ちもこちらに切々と伝わってくる。

見ているうちに、なぜだかどんどんこの赤いビー玉に感情移入していくんです。
ハラハラドキドキのビーすけの冒険を一緒に味わいながら、応援する気分になっちゃうんですよね。ビー玉に感情移入って・・・よく考えたらかなりおかしいですけどね・・・。

 

大きな黒い玉が後ろから転がってくると、敵が追いかけてくるー!逃げてー!!って思ったり。
ビー玉が入ったカゴが外れて黄色と青が転がり出すと、兄弟に会えたー!良かったー!!って思ったり。

さいごに3つのビー玉が太鼓の上をぽん、ぽん、と跳ねて家に帰るところなんか、何だかけなげで愛らしいとすら感じたりして。
そんな感じで、すっかり物語のなかに入り込んで見てしまいました。

 

うちの坊主どもも、この『ビーだまビーすけの大冒険』大好きで、何度も何度も録画したものを再生して見てます。

3歳坊主なんかはもうほんと最後、無事に冒険を成し遂げた気分になるんでしょうね。浜崎貴司さんと一緒に「ビーすけぇーっ!!」って雄叫びをあげてます。

 

他にもある『ピタゴラ装置大解説スペシャル』の新作

 

さて『ピタゴラ装置大解説スペシャル』に登場した新作は他にもあるので、順次レギュラー放送の「ピタゴラスイッチ」の方にも登場していくんじゃないかと思います。

 

  • 透明なピタゴラ装置
    これは「ピタゴラスイッチ」の番組中に何の説明もなく挿入されててもおかしくないんですけど、ぜひ解説も一緒につけてほしいなぁ。
    水のなかにピタゴラ装置を作っているんですけど、液体と光の反射を利用して、装置が見えないようになっているんです。何もないところをボールが進んだり、物が水中に浮いてるように見えたり、見えないドミノが倒れて行ったり・・・。
    仕組みがわかるとよりおもしろいです。

  • 予想につかったピタゴラ装置
    これは、けっこう大がかりなピタゴラ装置なんですけど、どういう動きをするのかというのを片桐さんが予想していくんですね。実際にスタートして動いていく時も片桐さんが実況をします。
    「ピタゴラスイッチ」では片桐さんはいないはずのキャラなので、実況なしバージョンがあらためて登場するのかなぁ、と思いますが・・・。
    これほどの大作を『ピタゴラ装置大解説スペシャル』だけで終わらせちゃうの、もったいないですよね。

  • 針金ハンガーの歌
    ♪はりがねハンガー こうして作る~
    ・・・っていう歌です(そのまんまだ)。以前、金網を作るところを延々と歌い上げる『ねじねじの歌』っていうのがありましたが同じシリーズですね。近いうちに「ピタゴラスイッチ」に登場することでしょう。

 

「ピタゴラスイッチ」は大人のファンもとても多いということで、こういう発展したかたちで深夜シリーズも作られて楽しいですね。

9月に入ってからは「ピタゴラスイッチ・選」が毎週木曜深夜23:30~23:45に放送されています。
これはレギュラー放送の子ども向けの「ピタゴラスイッチ」の再放送なんですけど・・・。深夜ですよ深夜。子ども見てないですよ。どう考えても大人向けの放送ですよ。

 

ということで、おやすみ前のひととき、大人の皆さんもEテレで「ピタゴラスイッチ」をお楽しみください。 

 

大人だから買えまーす。

 

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