ピ・タ・ゴ・ラ・スイッチ♪
このタイトルを見ただけで脳内に音程つきで流れるって人、多いんじゃないでしょうか。
テレ子もそのまま脳内で「ピタゴラスイッチ」の映像がいろいろ再生されてしまい、挙句の果てにエンディングのテーマソングが「てれっててれれれーてって てっててれれれ~♪」と流れはじめてしまいます。
2014年度の「ピタゴラスイッチ」
さて今年度に入ってからもこのピタゴラスイッチ、「ピタゴラ暗号棒」や「おりたたみハンカチ劇場」など、次々と意欲的な新コーナーを繰り出してきていますね。
2014年度からはそれまで毎日放送されていた夕方の『ピタゴラスイッチミニ』の放映枠が減ってしまったので、そろそろ12年目ということでリストラ対象かっ!?とドキドキしてしまいましたが。
まだまだ番組制作側のインスピレーションが衰えることはないようです。
そんなわけで2014年下半期になって登場した新作はこちら。
『ピタゴラ装置アカデミア』
『くねくね人まちがいさがし』
の2本立てです。
「ピタゴラスイッチ」の神髄、ピタゴラ装置アカデミア
いずれも「ピタゴラスイッチ」らしいコーナーなのですが、今回出てきた「ピタゴラ装置アカデミア」なんかはもはや「ピタゴラスイッチ」の根幹そのものと言ってもいいですね。
テレビの前のきみもピタゴラ装置を作っちゃおう!というコーナーです。
現在、初級編、中級編、上級編の3パターンが公開されています。実際に簡単な仕掛けの作り方を追っていって、出来上がりまで見られます。
おかげさまでうちの5歳坊主も創作意欲を刺激されましてね。
このピタゴラ装置アカデミアを見ることで、「ピタゴラスイッチって自分で作れるんだ!」という妙な自信が芽生えたようです。
ガムテープくれとか、箱はないかとか、牛乳パックとっといてとか、まー日々要求の多いこと多いこと(そして出来上がるのは半ばゴミ)。
上級編になると、針金を折るとか板に穴をあけるとか、作業的にはうちの坊主にはちょっと難しいかな~というのも入ってきますが、映像で理解できるのでけっこう小さい子でもわかりやすいみたいです。
玉がぽーん!と勢いよく飛ぶ派手なからくりで、見てるだけでも楽しいですね。
年末年始深夜にやってる特番の「大人のピタゴラスイッチ」で取り上げてもおかしくないような、見応えあるネタだと思います。
とぼけた味の「くねくね人まちがいさがし」
さて、もうひとつ登場した新コーナーは「くねくね人まちがいさがし」。
ふたつのイラストを見比べて、まちがいを探すコーナー。
その種明かしをするときにパラパラ漫画の要領でふたつを重ねます。するとあーら不思議、くねくね人がくねくね動きだすよ!
・・・ってなコーナーなんですけど。
このくねくね人のとぼけた感じが何ともいえずおかしみを醸し出してます。
人をおちょくった感じのイラストがくーねくね、くーねくね。
あえて可愛らしくもなく、美しいわけでもなく、ウマヘタというか、子どもの落書きみたいなんだけど世界観を確立していて。
そういうテイストがピタゴラスイッチらしいな~って感じですね。
つい笑っちゃいました。