Eテレ大好き!!

井伊テレ子がEテレの子ども番組や特撮・アニメの感想をぐだぐだと書き綴ります。

てれび戦士がスタジオ進行「Let's!天才てれびくん」

全国的に、夏休みが明けたと思われる9月第一週です。
だいたい今週あたりから学校が本格稼働ってところ、多いんじゃないでしょうか。

わが家の5歳坊主の幼稚園は休みが多いことで評判で(どんな評判だ)、始業式は今週の金曜日となっております。頼むからとっととはじまって下さい。

 

さてそんな9月第一週、この方々にとっても大きなスタートとなりました。

「Let's!天才てれびくん」に出演しているテレビ戦士、小学4年生から中学1年生までの子どもたちです。

ちなみに今年度は天才てれびくんシリーズでは初めての試みとして、てれび戦士の子どもたちが全員入れ替わると言うサプライズ人事がありました。つまり今出演してる子たちはみんな、春から始まって半年足らずの経験しかないわけですよ。


それが今週は・・・。

スタジオに大野課長がいない。虎南分析官もいない。オリラジのふたりもいない。訓練コーナーの蝶野教官までいない!!

というわけで。それが何を意味するかというと・・・


”素人同然の子どもたちだけでスタジオ進行を担当する”


という恐ろしい事態になってしまいました。もはや番組そのものが放送事故。みたいな状態ですね。(言い過ぎ)


何しろ新年度スタート時は、見てて「素人学芸会」と言っちゃったぐらいのてれび戦士たちです。
メンバーが全員入れ替わっちゃったことで、あどけないやら初々しいやらの可愛らしい子どもばっかりになっちゃったわけですよ。

そこからわずか5ヶ月での出来事です。


ひたすら動きのない画面と、棒読みセリフの応酬になっちゃうんじゃないかと、「うちの子たち、本当にだいじょぶかしら・・・」みたいな心境で、ハラハラドキドキしながら見守ってしまいました。


ロケに関しては、小出水さんがちゃんとついていてくれたのと、杉本瑛ちゃんが思いのほか芸達者だったのが面白かったりして、けっこう安心して見てられました。

スタジオのみんなも、慣れないセリフ回しで精いっぱい頑張ってくれました。

 

そんななか、いちばん割を食ったのが蝶野教官の代理をやるハメになった面々。てれび戦士が数名、日替わりで訓練コーナーを担当しました。

蝶野教官のコーナーといえば、迫力の演技とオーバーな言い回しで、少々どーしようもないギャグも、強引に納得させられてしまう力があります。ぶっとんだセリフに派手な演技を要求されるところです。

子どもがただフツーにセリフを言ってるだけじゃ「何言ってんの、この子・・・?」と視聴者をしらけさせてしまうという難しい役どころ。


案の定というか、みんな苦戦してましたね・・・。役として成りきってるというよりは、頑張ってる感が出ちゃってました。

明らかにカンペを読んでる目線の子もいれば、本当にセリフ理解して言ってんのかな~みたいなモタつきも見え、演技力という点ではいずれもちょっと厳しい人選でした。

いずれ本人がもっと大きくなってこの映像を見返したとき、「うわぁぁぁあ~(赤面)」ってなるんじゃないかと思っちゃいますが。強く生きてね。

 

で、これ見ててふと思い出したことがあります。5年ほど前の虎南分析官こと、虎南有香さんです。たしか似たようなことやらされてたな、と。

当時大学生、タレントとして絶賛売り出し中だった虎南分析官。
日テレの朝の情報番組でお天気コーナーを持ってたんですが、そのコーナータイトルが「名パン偵コナン」というものでした。

都内近郊の美味しいパンを紹介しつつ天気予報を伝えるのですが、名字が「こなん」だというだけのつながりで「名探偵コナン」の扮装までさせられてました。

天気と、パンと、コナン。

いろいろよくばりすぎた挙句、結局何のコーナーなんだかわけわかんなくなっちゃいました。って感じの企画でした。なんかいろいろ、コナンっぽいセリフを言わされてたんですが、美味しいパンを捜査するとか、かなり無理やりでした。

 

そんな虎南有香も、いまや「Let's!天才てれびくん」のMCとして活躍。


てれび戦士のみんなー!そんなわけで、今の恥ずかしさも必ず通る道だよ!がんばってー!!

 

教訓。へんなセリフを言う時には、それなりの演技力が必要。

 


その道をくぐりぬけた
虎南分析官。