今週から6月に入りましたね~。
そのとたん、「おかあさんといっしょ」ではいきなり梅雨っぽい歌がガンガン流れはじめたのでご紹介。
『あめふりくまのこ』作詞 鶴見正夫/作曲 湯山昭
これは6月2日のスタジオの歌でした。
「くまのこが川をのぞいて見ようとしてたのは何かな?」的なクイズが歌の前に出されてました。
おーやまーに あーめが ふりましたー
あっとから あっとから ふってきてー
ちょっろちょっろ おっがわっが でっきまっしたー♪
ちなみに正解は「さかな」なんですが、ムテ吉は嬉しそうに「せんべい」と回答しておりました。ん~お約束。
『雨ふり』作詞 北原白秋/作曲 中山晋平
これは6月3日のスタジオの歌。「蛇の目」なんて子どもたちに通じないであろう単語が入ってるんですが、歌詞も変えずに、長く歌いつがれてるんですね。
と思って調べたら・・・作詞が北原白秋ッ。すでに伝記が出ていそうな歴史上の人物でした。そりゃ、歌詞変えられないね。
あっめあっめ ふっれふっれ かーあさんが~
じゃっのめっで おっむかっえ うっれしいな~
ぴっちぴっち ちゃっぷちゃっぷ らんらんらん♪
アラフォーのテレ子ですら、「蛇の目ミシン」とか「蛇の目寿司」という
看板が小さい頃近所にあってよく見かけていたので、そういう単語がある、ということをかろうじて知っている程度です。
でも70代のお姑さんが傘のことを「蛇の目」って普通に言ってたなぁ。地方ではまだ傘を指す言葉として使われているのかもしれません。
ちなみに今や「蛇の目傘」そのものは高級品だそうです。
子どものお迎えに使うような傘ではないようです。
『ながぐっちゃん』作詞 もりちよこ/作曲 柴草玲
2008年6月に流れていた、月の歌です。根強い人気で、この季節になると必ず登場します。
なーがーぐーつの ながぐっちゃん
きょうはおそとであそべない
だってぽかぽか はれたそーら
あめがふったらいいのにな~
ピピポ ラララ タプタラタ~ン
ピピポ ラララ ながぐっちゃん♪
も~う、ながぐっちゃん、可愛らしい。
初めて聞いたときは「え?なんで主役、長靴?」と思ってたんですが、聞けば聞くほどそのキャラたちの味にハマる歌です。
繰り返されるサビは口ずさみやすい二行のフレーズ。ここはほんと、文字の選びとり方がすごいなぁ、って感心します。ピピポですよ。タプタラタン、ですよ。それでいて歌の雰囲気を見事に言い表してしまうという。凡人には思いつきませんね。さすがのもりちよこ巨匠です。
かさくん、カッパちゃんも うひゃひゃのひゃ♪ あたりのトボけた感じも何ともいえません。
こーんな、いくつもの梅雨の歌たちを聞きながら、そうか、そういえば6月だねぇ・・・としみじみしてたんですが、いやでもこのところ、30℃超えの猛暑が続いてるんです。梅雨どころか季節すっとばして真夏の日差しです。水を感じさせる歌詞がかえって涼しくてありがたいぐらいです。
今週の放映分は、おそらく6月30日~7月5日の週にも再放送されるので、その頃にはこういった歌もぴったりハマる天候になっていることでしょう。