土曜の夕方、わが家のテレビには「もしもツアーズ」が映ってました。
知らない人もいると思うので説明すると、フジテレビ系の関東ローカルな30分番組で、キャイーンとか三瓶とかキスマイの誰かとかいろいろなゲストが8人グループぐらいで関東近郊のデパ地下やレジャー施設に行くという気の抜けた番組です。(ざっくりした説明でごめん)
この回も、どっかのテーブルを囲んでなんか食べてました。(てきとうでごめん)
すると5歳児が発見して騒ぎだしました。
「この人、ウドさん?ウドさん??」
もしもツアーズでは親しみを込めて「ウド」とか「ウドちゃん」と呼ばれるウド鈴木氏です。
決して「さん」付けなんかされようもない状況で、坊主がウド「さん」と呼んだことに一瞬、わけがわかんなくなったのですが。
・・・そーか。5歳坊主。
「モリゾー・キッコロ 森へ行こうよ!」の「ウドさん」しか知らないのか!!
彼がコンビだということも、キャイーンだということも、「モリゾー・キッコロ 森へ行こうよ!」以外の番組に出ていることも知らなかったのでした。だから、ふとつけたTVで見慣れた姿を見かけて、嬉しくなってしまったらしい。
そういえばこんなネタ、前にもあったね。
で、5歳坊主に「そーだね、ウドさんだね」と相づちを打った母。ついでにこんなことを言ってみた。
「奥のメガネの人はフックブックローに出てるよ。ゴージとダツジの、声の人だよ」
「フックブックローに?出てるの?」
「そうだよ」
「・・・ケッサク?」
それ、別人ですけど。今ゴージとダツジ、言うたばかりやないかキミ。
ウド鈴木氏の相方の天野ひろゆき氏は、Eテレの「フックブックロー」という10分番組でゴージとダツジという双子の人形に声をあて、一人二役で活躍しているのです。
でも声の出演、というのはまだ5歳児には理解が難しかったようで。
「フックブックローに出ている人」=「人間の姿」=「ケッサク君」ということになってしまったのでしょうね。
人知れず、美声を発揮している天野っちでした。